子供を産みにくい日本

 日経ビジネスオンラインの記事、1/3ページしか読めていませんが、日本では子供を産み、育てにくいというのは、そうかもしれないと思います。女性は出産とともに仕事からドロップアウトしなくてはいけないし、子供が成長して仕事をしようと思っても受け入れ態勢は整っていません。そういえば、最近出産費用も上がったようです。親の世代が持つ子供の数に対する感覚は、今の20-30代にとっては厳しいでしょうね。例えば私たちの世代は、同級生に3人兄弟は結構いましたが、今それだけの数を生んで育てるのは経済的にも、難しい人が多いはずです。昔と今とでは、状況が違います。子供を産み育てやすい環境が整っていなければ、必然的に作る子供の数を減らさざるを得ないし、少子化になっていくという循環になっているのでしょうね。個人的には、これの悪循環を直さない限り、子供手当てを出したところで少子化は止まらないと思います。

子どもを産むと“懲罰”が待っている日本
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20101224/217710/
(前略)
 いよいよ結婚も間近という頃、お相手の男性が「結婚してからも仕事を続けたいのなら続けてもいいよ」と言われて目が点に――。彼女にとって仕事をしない自分というのは想像もできないことでしたから。そこで「あなたもね」と言い返すと、今度は彼の目が点に。おそらく彼は、自分は心が広く、物分かりの良い人間だとアピールするつもりだったのかもしれませんが、どうも男女性別役割分担意識が骨がらみのようです。
(中略)
 では、今の若い人たちに「今は大変でも将来よかったと思える日が来るから頑張って子どもを産んで」と言えるかといえば、正直言って躊躇します。私は「結果的にハッピーだった」とごくごく個人的な経験として言えるに過ぎず、人一倍努力したからでも、人一倍優秀だったわけでもなく、単に運がよかっただけです。
(後略)

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