自転車専用レーン

 そういえば、Tkが住んでいる町の道路には自転車専用レーンはありません。アメリカのほかの町にはあるのかもしれませんが、この辺りではみた事がありませんね。自転車はどこを走るのかというと、車道を走ります。右折も左折も車と同じ。手でサインを出して、曲がります。そう、交差点のど真ん中に車の目の前に自転車が赤信号で止まっていたりするのは普通なのです。始めて見た時は驚きましたが、今ではなれてしまいました。ほとんどの人がヘルメットを冠っています。自分のみは自分で守らないといけないわけです。ヘルメットの価格もその分安く、10−50ドルで売っています。ちなみにTkが使っているのは16ドル。

 昔、とある田舎に住んでいた時には、その地域の道路にはほぼ必ず自転車専用レーンがありました。あれは結構便利でした。ほぼ毎日駅まで自転車で行く必要がありましたから、特に必要不可欠だったのを思い出します。

自転車レーン 6600キロ可能 主要道8割に設置容易
毎日新聞 10月21日(木)2時31分配信

全国の都市部にある幹線道路3万キロ余のうち、車道の両端に歩道とは別に1.5メートル以上の余裕がある主要道約8100キロの8割強に当たる約6600キロで、自転車専用の通行帯「自転車レーン」を容易に設置できることが、国土交通省の研究者の試算で分かった。自転車と歩行者の事故が10年前の3.7倍に激増する中、両者の通行分離は急務だが、試算は、車道の両端に線を引くだけの自転車レーン設置により、主要道の大部分で両者の分離が可能なことを示している。
(中略)
 自転車道は柵などの工事が必要になるが、自転車レーンは車道左側に線を引くだけなど比較的安価で整備できる。ただし、道路の基準を定めた「道路構造令」に自転車レーンに関する規定がないため、事故が起きた場合に設置の根拠が問題になる懸念があるなどとして自治体は設置に消極的な現状がある。警察庁によると、08年度末現在で自転車レーンは全国で178キロにとどまっている。

この部分、

自転車レーンに関する規定がないため、事故が起きた場合に設置の根拠が問題になる懸念があるなどとして

つまり法律での規定があれば、いい訳ですよね。