Yellow jacket

 昨日、家の中で蜂が歩いているのをTmが発見、とりあえず捕獲してみました。このあたりでは夏になるとよく蜂が発生します。特に外でご飯を食べているとよく寄って来ます。そういえば何という蜂なのか知らなかったので、調べてみることにしました。蜂の形からしアシナガバチっぽいのですが、腰の括れがちょっと違う感じもします。ミツバチではありません。
 顔を見てみると、スズメバチによく似ています。でも色もオレンジではないし、スズメバチほど怖そうではない。
 アメリカの蜂といっても名前も知らないので分らず、適当にググっていたら、同じ模様の蜂が出てきました。

家のなかをうろうろしていたのは、Yellow Jacketと呼ばれるスズメバチ属の一種なんだそうです。そういえば、Tkが働いている大学のアスレチッククラブのシンボルはこのYellow Jacketなのを思い出しました。なんのことはない、かなり一般的な蜂のようです。でもスズメバチ属というのは怖い印象です。ただし、日本とは違って小型らしく、毒性も低い様子。とはいえ、場合によってはアナフィラキシーショックを受けて死亡する場合もあります。

世界のスズメバチトラップより
 アメリカでは,小型のクロスズメバチ属とホオナガスズメバチ属が生息しており,大型のスズメバチ属が中心の日本とは種構成が大きく異なっています.大半が黄色と黒の縞模様をした小型のハチで,通称イエロージャケット(Yellow Jacket)と呼ばれています.クロスズメバチ属12種とホオナガスズメバチ属5種の合計17種が生息していますが,この内ヨーロッパクロスズメバチ Vespula germanica とキオビクロスズメバチ Vespula bulgaris の2種が特に問題となっています.
 クロスズメバチ属は人の食べ物を餌資源として利用するため,ハンバーガー,ホットドッグ,ジュース,アイスクリーム,ジャムなどあらゆる加工食品に飛来します.


 我が家のアパートは壁が凝って作ってあり、板の小片をかわらのように重ね合わせたつくりになっています。その板の下側には多少の隙間ができるのですが、そこにこの蜂の巣ができるのが難点です。これから夏になるにつれ蜂も増えるかもしれないので注意が必要かもしれません。