手にとって見たら

 買い物をして、現金で払うとおつりをもらいますね。それはどこの国でも同じですが、アメリカでおつりをもらうと、時に別な国のコインが混ざっていることがよくあります。どこの国かというと、お隣のカナダ。

  
 カナダのお金は1セント、5セント、10セント、25セントと1ドル、2ドルの硬貨があります。このうち、1-25セント硬貨はアメリカのものとほとんどサイズも形も同じです。ちなみにアメリカドルでは1ドルと2ドル硬貨は存在しません。1ドル以上は紙幣です。

 
 ときには、銀行で25セントコインをロールで買っても、カナダの25セント硬貨が混じってたりするのでいい加減なものです。窓口で交換してくれると思いますが、ランドリーにもっていった硬貨がカナダ硬貨だったりしたら、ちゃんと検出されてしまい、使えません。コンランドリーでカナダ硬貨が検出されるのに、銀行で買ったコインのロールにカナダコインが混ざってるって言うのはどういうことだ?と思いますが、実にいい加減です。

 
 これだけ隣り合って人の行き来がある国同士ですから、仕方がないのかもしれませんが、銀行ですら適当だというところが、アメリカらしい気がします。ちなみに、今日は郵便局でもらったおつりのうち半分の硬貨がカナダのコインでした。さすがにこれにはガッカリしました。

 余談ですが、今はカナダドルのほうがアメリカドルよりも強いようです。