初お習字

 今日の午前中は、Yuは初めてお習字で遊びました。Tmが日々の遊びの中にちょっと変わったことを取り入れようと思ってやったようです。
 お習字なんていっても、半紙に墨と筆で遊ぶだけで、特に何を教えるわけでもなく好き勝手に遊ばせるだけだったようです。墨と筆に慣れ親しむだけですが、楽しかったようです。Tkが合気道の稽古から帰宅すると4枚の創作品が乾かしてありました。ちなみに我が家にはKさんが滞在していたときに日本から使うために送ってきたお習字セットがあります。今ではYuの遊び道具になってしまいました。
 普段はクレヨンで絵を書くYuですが、今日の筆でのお絵かき(?)は感覚がちょっと違って面白かったようです。墨も真っ黒で普段と違うし、最後は手にべったべたに墨をつけて、Tmに顔中黒く塗ってもらって遊んだ様子。Tmは内心"部屋中真っ黒になるような大惨事にならなければいいな"と思っていたようです。案の定、服には墨がつき、Tmにも墨が飛び、最後にはお漏らしもして終わったらすぐにシャワーに直行したようです。
 今日はお習字で楽しんだようですが、遊んだ様子を聞くと、自分の意思であれこれと書いて楽しんでいたようです。このごろのYuを見ていて思うのは、子供は特に親が手取り足取り教えてあげる必要はないということです。たとえばお習字にしても、箸の使い方にしても、子供が教えてほしいと思っていないときにわざわざ親が"教えてあげよう"という気持ちで教えることは逆に子供にいい効果を与えない、むしろ迷惑になるのかもしれません。多分親が子供にしてあげられるのは、本物を見せてあげたり、子供の興味をそそるような環境を用意してあげることだけなんでしょうね。親だけが一生懸命教えてあげようとすることは、少なくとも今のYuの年齢では必要ないのかもしれません。