子供には子供の

 今2歳半のYuですが、最近は何を聞いても"No!"とか"しないよ"や、"いらない"とか否定の答えをします。本当は同意していたり、肯定していても、とりあえず、Noが先に来るので、話がなかなか進まなかったりします。
 こちらが頼んだことでも、ちょっと違うやり方でやったり、全然違うことに注意を払っていたり、その時々で行動が彼独自の方法になってきているのをこのごろ感じます。
 全く脈絡のない行動をしているように見えることもしばしば。急いでいるときは困ることもありますが、Tmからのアドバイスで、なるべく何でそれをやったのか聞くようにしています。Yuが取った行動を認めず、ただ叱るだけになってしまうと、"叱る"ではなく"怒る"になってしまいますが、理由を聞いて何でそれが悪かったのかを話すようにすれば、彼も納得してくれることが多いです。
 脈絡の無い行動に見えても、ほとんどの場合何か彼なりのちゃんとした理由があります。"○○したかった"とか"元通りに片付けたかった"とか"あれを触りたかった"とか、ちゃんと目的があって、それを達成するための手段を工夫しているようで、それがTkから見ると脈絡の無い行動に見えるようです。言われてみると"ナルホド"と思うから面白いです。
 子供頃を振り返ると、自分もきっと脈絡の無い行動をとって周りをイライラさせていたのだろうと思いますが、子供には子供の理由と根拠があって行動しているんだと感心するこのごろです。子供を見ていると、自分の子供の頃を思い出すようになるのが、育児の面白いところかもしれません。