初栗

 昨日は今年初の栗を食べました。Yuにとっては初めての栗。中華系スーパーで買った栗をTmが煮て、割った栗をスプーンで掬って食べます。Tkが試しに一個割って見ると、ふっくら美味しい栗が見えます。食べると甘くて日本で食べるものと代わりません。
 Yuに栗をあげようと、掬った栗を口に運んでみますが、既になぜか愚図っています。どうやら栗の中身より、栗そのものがほしい様子。試しに栗を渡しますが、机に叩いたり投げたりして一行に楽しそうではありません。試しに栗を口に運んであげると、食べるのを拒否。ありゃー、困ったなと思ってTmと二人で食べ始めます。途中栗をあげようとしても、愚図っているので頑なに食べてくれません。
 折角美味しい栗なのに、、、、と思っていましたが、Tmの意見でYuにも一人でやってもらうことに。とりあえず栗とスプーンを渡して、一人でがんばってもらいます。"If you need help, let me know" とだけ言っておいてしばらく放置。もちろん隣ではTkとTmがもりもり栗を食べています。Yuもスプーンを使って栗を割ろうと必死です。しばらくすると”ヘゥプ〜”との声。ようやく声がかかったので、一緒に手を添えて、栗を割りました。助けはあったものの自分で割れたので満足そう。そしたら自分で掬って食べ始めました。食べ始めると美味しいのが分ったのか、お代わりを要求します。そう、自分で何でもやりたいのです。とりあえず納得するまでは自分でやらないときがすまないけれど、一旦できることがわかったら、ある程度のヘルプは許容してくれます。この意志の強さは世話をするほうは疲れることもありますが、Yu自身にとっては大切なことです。