学会シーズン

 アメリカでは秋が学会シーズンです。来週末からTkが所属している学会でも大きな集まりがあります。今年はシカゴであるそうです。アメリカに来て2年が経ちましたが、目下実験中のTkは今年は行かない予定です。去年は発表データがあったので参加しましたが、今年は準備中なので、実験に集中する予定です。
 学会は同窓会的な要素もあって、年に1回、久々に同分野の人や旧知の友人に会ういい機会になります。近況を報告しあったり飲みに行ったりするのも楽しみの一つです。アメリカの学会なのでアメリカ国内からだと発表なしでもいけると思いがちですが、そうでもありません。確かにお金の面では日本から繰るよりも格段に安いですが、その分参加する人数も多く、研究室として負担する額は時には日本で数人を送り込むのと同等かそれ以上の金額になることがあるそうです。交通費は数百ドルの単位で済みますが、ホテル代その他は海外から来ている人同様、一泊100-200ドル支払う計算になります。自腹で3泊も4泊もするきにはちょっとなれません。そういうわけで、発表する予定がない人は参加しないのが通例です。行ったとしても、ラボ側としては前日入りなんてことはさせず、当日の朝早いフライトで現入りして、会期が終わったらとんぼ返りするようにさせます。みんなあの手この手をつかって予算を押さえるわけです。
 来年は参加しないとと思いつつ、日々のルーチンをやる毎日です。