エイホー

 合気道の準備運動で、船漕ぎ運動という不思議な名前の運動があるのですが、船漕運動をする時は掛け声があります。ベタに、"エイホー、エイホー"と言うのですが、とっても古風な感じがすると思います、多分。個人的には初めて聞いたとき、まだ10代だったこともあってか、バカバカしくてやってられん、と思ったのですが今ではまじめにやっています。幸いそんな反発する発想は2歳児には元々ないので、Yuにとって合気道といえば、エイホ!エイホ!と舟を漕ぐまねをするものと思っているようです。
 この間の日曜日は、そんなYuをTkが合気道の稽古に連れて行ってきました。午前中の子供クラスの途中から入って、一緒に見学。道場の周りを他の子供のことをまじまじと見ながらテクテク歩き回っていました。他の子供が合気道をしているのが珍しいのか、興味深そうでした。
 その後は大人クラス。Tkも胴着に着替えて準備運動をし、Yuと一緒に道場でゴロゴロ転がったり、端っこのほうを走ったりしていました。そのうち他の道場生の方が代わりに遊んでくれたり、見学に来ていた人たちにかくれんぼをしてもらったりしていました。Yuも技の終わりと始まりはちゃんと正座して礼をして、(多分)それほど迷惑をかけることなく過ごすことができました。さてこの効果はどういう風に出てゆくのか楽しみです。