意味を考える

 研究者は扱っている事象や現象、実験データについて、毎日色々な角度から見るものなのですが、データをがあるからといって結論が導き出せるわけではありません。膨大な数値データがみせる色々な側面から、その実態をあるていどつかむことはできますが、データはあくまでデータなわけで、データそのものの背景にある、もしくはそのデータを作り出すものは何かという"意味"は研究者自身が頭をひねらなくてはなりません。断片的な材料をつなげてそれを生み出すものを導き出すことに苦心します。自問自答の日々。