逆境の種類

 時々見るweb日記に、なるほどと思うことが書いてあったので引用します。自分が逆境に陥ると凹みますが、いつまでも凹んでいても何にもプラスにならないと気づいて、動き出すようにしています。私が去年までいた職場環境と、今いる環境とでは同僚の数も立場も違っていて、私自身が試される頻度が多くなっているので、自分の中で凹んでいることが多いのですが、自分が試される側にいるってのは幸せなのかもしれないと最近思ってます。試された経験があるから、もしくは失敗した経験があるから、自分が逆の立場に立ったときにどう接すればいいのかわかるでしょうから、今の経験もきっと糧になるのでしょう。

逆境には、(1)純粋な不運、(2)自分で呼び込んだもの、(3)周囲から成長のために与えられたもの、があります。ほとんどの場合は、(2)か(3)です。これらのどれに対しても、ブレずに真正面から突っ込んでいかなければなりません。腐ったりグレたりした時点で、さらに大きな逆境を呼び込むことになります。真っ直ぐ前を向いてさえいれば、痛みは最小限で済み、周囲の助けを得られたり、成長することができます。周りの人は、あなたが逆境に対してどう反応するかをよく見ています。学校を卒業したら、試験はペーパーテストやレポートではなく、逆境になります。試練です。大学院でも、講義や演習はペーパーテストやレポートの試験ですが、あとは全て試練です。「なんで自分ばっかりこんなに大変なのか」「そんなこと言われてもどうしようもない」「自分のせいでこうなったんじゃない」「やってらんない」と言った時点で不合格です。不合格になったらどうなるか。(3)の成長のための逆境が与えられなくなります。楽になります。成長をとるか楽チンをとるか。それが、逆境で前を向くか横を向いてしまうかということです。前を向き続けるのはしんどいですが、少なくとも、この二択をいつも自分が選択しているのだということだけは意識しなければなりません。無意識のうちに横を向いてしまわないように。
引用元:http://www.brain.kyutech.ac.jp/~hanazawa/PIDIARY/2007/files/7583054374d22075f536814bf860b4ba-447.html#unique-entry-id-447