健康保険

 この間、医療保険の更新手続きをしました。医療保険は年一回、プラン変更が可能なのですが、今回はプラン自体がガラっと変わってしまったので、どの人も際申し込みをしなくてはいけなくなりました。アメリカの医療保険、全体的にあがっているようです。
 医療保険のことではアメリカに来てから色々困ったことがありました。
例えば、アメリカにきてすぐ病院にかからなくてはいけないことがあったので、その前に健康保険に加入する必要がありました。その申し込み書類を、雇用期間が始まる前に大学のHuman Resource Officeという担当事務室を通して保険会社に提出したのですが、一ヶ月近くたっても何の書類も保険会社から送られてくることはありませんでした。保険のIDカードがないと基本的に病院で自腹を切らないとならず困るので、保険会社に電話でクレームを何度もつけたところ、私が6月末に提出したはずの書類は未だに保険会社に届いていないとのこと。提出先の大学事務のHuman Resource Officeに足を運んで書類の行方を確認してもらったところ、その書類はまだそこの事務室に放置されていました。自分たちの状況がいかに切迫しているかを訴え、すぐに処理してもらい、即日健康保険証の発行がされました。幸い保険は過去にさかのぼって適用されるので、医療費の高額請求はされなかったので一安心でした。

 教訓:電話でのクレームだけで何も解決しなければ、直接足を運ばないと物事は動かない。自分の状況の切実さを真剣に訴えれば速攻でやってくれる場合もある。

 ちなみに保険のことに関しては、病院の会計担当の人が、私たちの事情をよく聞いてくれ、信用してくれて、保険証はいずれ発行されるということで保険を持っている扱いで診察をしてくれました。おかげで入院手続きや健診など、保険が利いているのと同等扱いでしてもらい、助かりました。親切にしてくれた産婦人科の医療スタッフとは、出産後も交流があります。正に地獄に仏でした。良くしてくれる人はとっても親切にしてくれます。いい人との出会いは、更にいい人と出会わせてくれます。