オハカ

 Shunがしこしこと何かを製作していて、なにやらよくわからないことをしているなぁと思っていました。今朝も、水をペットボトルに入れたり、プラスティックのコップに入れたりしてこぼしたり、リビングのカーペットを濡らしたり。ある種独特の世界観があるShunなので、何を作っているのかは気にならない代わりに、部屋を片付けない、水をこぼしたことなどを注意していたのです。昨日はリビングの一部が水浸しになったし、作業に使ったものがかなり散らかっていたので、結局片付けさせることに。それが一段落してやれやれと思って、Tkが出かけようとしていました。

 お父さんでかけるよ、と声をかけるとShunが、「いっちゃんのお墓にお参りしていく?」と一言。そういえばちょっとまえにお墓を作ると言っていたなぁと思いだしました。昨年、彼の曾祖母(=いっちゃん)が101歳で亡くなった後、なぜかいっちゃんグッズをつくったり、お供えを自作したりしていたのですが、ついに墓まで段ボールで作りました。なかなかの力作。あまりの出来栄えにTkは思わず感動しました。色々と細工がしてあって、面白い。子供はお墓をおどろおどろしいものを思っていないようで、いっちゃんが守ってくれるから、とかポジティブにとらえている様子。不思議なものです。葬式や法事が結構インパクトがあったのか、あれ以降定期的にいっちゃんが見えたり、話ができたりするというShun。子供の想像力ってすげー。ちなみに件の墓はこれ。チップスターの空き箱はお供えの花用。小さな穴からマッチや線香に見立てたものを入れたり、お手紙を入れたりする通信機能付きのようで、墓石にの中にはいろんなグッズが入っています。 墓の上部はふたになっていて、開けると何か入っているようです。

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