今日はお泊り保育

Yuの幼稚園は今日で1学期最終日でした。アメリカから帰ってきていきなり全く違う環境の学校に行くことになって、多分はじめは戸惑いながら、周りに合わせて一生懸命やってきたことでしょう。実際、幼稚園に行き始めてから殆ど英語はしゃべらなくなり、その代わり学校で歌っている歌や、手遊びを一生懸命諳んじていました。本人なりにみて覚えてついていけるように努力していたんだと思います。親の分からないところで戸惑いながらもがんばっていたんだと思うと胸が熱くなります。

 

そんなYuは、お泊り保育が最終日に有ることは知っていたんですが、なぜか行きたくないといい続けていました。行きたくないものを無理に行かせる事もありませんが、一生で一度だけの幼稚園でのお泊りですし、せっかく慣れてきた環境でいい思い出になる行事なので、Tmが何度か意思の確認。殆ど前日まで行きたくないといってはいたものの、Tmがお泊りグッズの準備やらなにやら全部用意していました。

 

結局行ったのですが、決め手は担任の先生から頼まれたミッションだったようです。Yuは最近ちょうちょ結びが(一般的なやりかたとは違うけど)できるようになったので、お友達のエプロンの紐を結んであげてね、と今日頼まれたんだそうです。

 

今日のお昼、半日の幼稚園が終わって帰ってくるなり、Tmに”Yuちゃんおとまり保育行こうかと思ってる”と。あれだけ行かないといっていたのですが、自分が求められていることを知ると、気が変わったようです。

 

そんなわけで、Tkが今日は早めに帰宅して、自転車でエッチラオッチラ幼稚園まで子ども用の布団と、Yuを乗せて行って来ました。園の大きなお遊戯室に今夜寝る用の布団を預けてYuを自分の教室に生かせるのがTkの役目。2人でお遊戯室までいって、布団を置いて、とおもってふとYuのほうを見るとニッコニコで手を振りながらサッサと一人で自分の教室へ歩いていっているではありませんか。あれ?ハグの一つもしてから帰ろうと思ったのに、拍子抜けのあっさりした別れでした。

 

ちょっと切なくなって家に帰ってきたTkでした。

 

もう今頃は寝ているはずですが、沢山楽しい時間を過ごしていることでしょう。明日はまた自転車でお迎えに行ってくるつもりです。