9ヶ月児の工夫

 今日の晩御飯で、Shunにベーグルを小さくちぎったものをあげたのですが、それを一生懸命つかんで口に入れようとします。1センチ各ほどのサイズのベーグルをぎゅっと握って、それを口に持っていくのですが、少しだけ口にいれらられるものの、手の中に包まれた状態にある部分は口に入りません。

何度やっても同じ。少しずつちぎったベーグルを机の上においてどうするかみていたら、あるとき、やはりぎゅっと握ってしまって口に持っていけない状態から、反対の手で握っている手をこじ開けて、口に入れていました。なんと、意外なことをするものです。

またしばらくみていたら、今度はテーブルに置かれた新しいベーグルをちぎったものを、両手で両側から挟みこむようにしてとり、一気に口に入れていました。9ヶ月の子供でも、生きるためには創意工夫をするようです。これにはなかなか驚きました。

そこから、さらに2回ほど同じことをした後、片手でつまんで口に入れ始めました。ほんの10回にも満たない試行の間に、少なくとも3つの方法を試して、最後にはつまんで口に入れるという、完成形までたどり着いたのには感心しました。こんど何かするときはビデオをセットしておかねば。