学校でボランティアをはじめる

9月からYuがPreshoolに通い始めてから、Tmの日々のスケジュールは大分変わりました。お昼過ぎに学校にYuを送り届けた後、一人買い物に出かけたり、読み物をしたり、自分ひとりの時間ができました。たった3時間だけなので一日にできることは限られていますが、今まではYuと二人で行っていた買い物も一人でいくようになりました。子供の成長とともに段々と親の時間の使い方も変わってくるものです。

もともとほぼホボさんをやっていたTmは、息子が学校に行き始めてから、同じ場所でボランティアをできないか考えていたようです。日本の保育園や幼稚園では親が学校の活動にボランティアではいることはあまり無いかもしれませんが、アメリカでは結構あるようで、学校自身が推奨しています。ボランティアに入りたい人はその旨を申し出て、申請書を書き、そしてツベルクリンテスト(結核菌テスト)を受けます。日本ではまだ結核菌が根絶されていないので結核菌のワクチン注射を子供のときに受けますが、アメリカでは一応根絶されたことになっていて、ワクチン注射は受けません。ただ、子供に関わるときに万が一保菌者である場合、感染する可能性があるのでツベルクリン反応を見て保菌者で無い事を確認します。

日本人のTmは、当然この検査を受ければ陽性がでるはずですし、陽性反応が出ればX線検査などを受けなくてはいけません。結局、主治医のところに健診を受けに行ったときにワクチン注射を過去に受けているという事情を説明し、一筆書いてもらっておしまい。ドクターからのGoサインのレターを学校に提出することでツベルクリンテストを受けた代わりにすることができました。ようやくこれでボランティアに入ることが可能になります。

先週なかばにその初日がありました。あーちゃんが通っていたクラスがプールの日だったので、プール指導の補助に入ったそうです。残念ながらあーちゃんはいませんでしたが。プール指導のBen先生が全体を見ている間、Tmも同じプールに入って過ごしました。幸い、プールの水温は30度くらいでとても暖かいそうで、快適にプールで過ごすことできるようです。

 特に何も問題がなければこんな感じで週に何回かボランティアをやることになりそうです。