補助輪なしで(1) なぜか乗れた

 Yuは今自転車を二つもっています。一つは12インチのすごく小さい自転車。もうこの自転車は卒業して、今は16インチの自転車に乗っています。イスは一番下まで下げてギリギリ足がつくくらいですが、補助輪を付けて毎日ガンガン走っています。12インチの小さい自転車は、補助輪を外しておいてあって、補助輪なしでの自転車運転の練習用においてありますが、ほとんど乗る機会はありません。今は、補助輪なしの難しい運転の練習をするよりも、補助輪アリの大きめの自転車で友だちとガンガン乗り回すのが楽しいようです。

 それが、今朝、たまたま補助輪のネジが緩んでいたのか、ずれてしまいました。工具を使ってあとで直してあげるからね、といって自転車で遊ぶのは終わりにしようとしたのですが、ふと"Yuちゃん、補助輪なしの自転車のってみる?"と聞くと、乗ってみるとの返事。早速玄関から12インチの自転車を出して、Tkがてで支えてあげて乗せてみます。以前に練習させてみた時は、直ぐに倒れてしまって、そのまま諦めてしまったのですが、今日は数ヶ月振りのチャレンジです。

 自転車を支えてあげて、こぎ出させて、Tkが手を離すと、普通にYu が一人でまっすぐ走って行きます。それが全く問題なく、前に進んで行くのでTkはあっと驚き、Tmを呼びました。その後、何度も同じように走らせますが、走り出しを支えている限り、走り出したあとすぐに手を離しても30メートルくらい普通に走って行きます。ただし、最後止まるのはまだできないようで、最終的にはどこかで失速して倒れてしまうのですが、それでもかなり長い距離走る事ができました。

 これで、一人で走り出す事ができさえすれば、直ぐに補助輪なしで乗りこなす事ができるようになるでしょう。思い返せば、自分が補助輪を取って乗れるようになる為には、結構怪我をしながら練習したような気がしますが(覚えてない)、Yuはほとんど問題なく乗れてしまいそうです。

 思った以上にサクッとのれたのは、今乗っているサイズの自転車から、ワンランク下げた小さい自転車を使って、補助輪を外した運転の練習をした事が要因でしょう。小さい自転車ならば転んでも大した怪我もしないし、足も楽に付きます。実はこの戦略を考えたのは、Tmで、大きい自転車に移行する時に小さい自転車はどうするか考えて補助輪を外した状態で使うことを思いついたようです。

 この分ならば、雪が降る前には、補助輪なしで自転車に乗れるようになるかも知れません。
 

補助輪なしで 7 路上教習もほぼ完了
補助輪なしで  6 路上教習
補助輪なしで 5 教習所内はOK
補助輪なしで 4  16インチの自転車へ
補助輪なしで、3 自ら岩に突っ込む
補助輪なしで 2 カーブを曲がれる
補助輪なしで 1 なぜか乗れた