大気中核実験による過去の放射能値

これは興味深い

放射性物質にさらされた世代
http://plaza.rakuten.co.jp/junko23/diary/201103210001/

ところで、もうすっかり忘れられているが、戦後、日本人が大量の放射性物質にさらされた時代が、かってあった。

(追記:1945年8月のアメリカ軍の原子爆弾投下による広島・長崎の被曝は、この話とはまったく次元が違います。関係の方々には失礼いたしました)

それは、1950〜1960年代。
この時期、アメリカ、ソビエト連邦、イギリス、フランス、中華人民共和国などが、大気中で核実験(原子爆弾・水爆爆弾の爆発実験)を数100回も繰り返した。

1963年8月にアメリカ、イギリス、ソ連との間での大気圏内、宇宙空間及び水中における核兵器実験を禁止する(部分的核実験禁止条約)が締結されたが、フランスと中華人民共和国は、その後も大気中での核実験を続けた。

その結果、膨大な量の放射性物質が大気中に放出され、多くは成層圏にまで達し、上層の気流に乗って世界中に振り撒かれた。

http://www.aomori-hb.jp/ahb2_08_t01_term.html