馬鹿げた行為

 どうも南部の方が過激なことをしがちな気がします。ちなみに、テネシー州にいくと、結構な人がフツーに銃を携帯しているようです。合気道の道場生の一人が、定期的にテネシーに行くのですが、現地の道場に稽古に行くと、更衣室で稽古のあとの着替えで、服を着た後、多くの人がガンホルダー(もちろん銃あり)をつけて帰っていく様子にびっくりしたとか。彼自身生粋の(?)アメリカ人ですから、アメリカ人ですら驚くくらいのフツーさだったんでしょう。
 それはともかく、南部、北部の土地柄なのか、それとも全くそういう感覚に欠けている人がいるのか、キリスト教の自己中心主義なのか、それとも人間ってそんな物なのかはわかりませんが、ばかげているとしか言いようがありません。

別の牧師がコーラン焼く テネシー州

毎日新聞 9月13日(月)11時16分配信
 【ニューヨーク山科武司】米南部フロリダ州の牧師が米同時多発テロから9年の11日にイスラム教の聖典コーランを焼く計画を立てた問題で、南部テネシー州の別の牧師が11日、「これは憎しみの書だ」などとコーラン数冊を焼いた。またテロの現場のニューヨーク・世界貿易センタービル跡地近くにモスク(礼拝所)を含むコミュニティー施設を建設する問題について賛成・反対派が同日、抗議デモを行った。反対デモの参加者にはコーランを破り、一部に火を付けた者もいた。

 フロリダ州の牧師はこのモスク計画地の移転を条件にコーラン焼却を中止するとの意向を示し、同日、テロ跡地を訪ねた。牧師は同日、米テレビでコーランを焼くことは「決してない」と明言。マスコミに注目され、イスラム教が「危険」だと伝える目的が達成されたからだという。

 モスク計画を巡るデモには賛成派が約2000人、反対派が約1500人参加。施設の建設予定地を挟んで別々の場所で行われ、逮捕者はなかった。ロイター通信によると反対派の中にはコーランを破り捨てる者が、少なくとも2人はいた。ホワイトハウス周辺でもコーランを破る者がいたという。

 一方、アフガニスタン中部ロガール州で12日、コーラン焼却計画に抗議するデモに治安部隊が発砲、2人が死亡した。10日には北東部バダフシャン州での抗議デモで1人が死亡しており、この問題を巡るアフガンでの死者は3人となった。