おでんでん

 土曜日は、友達の韓国人ファミリーのショーンたちと我が家でおでんを食べました。なぜおでんかというと、以前韓国料理をご馳走に彼らの家に行ったときに話題になったからです。どうやら韓国でもよくおでんが食べられているらしく、おでんは美味しいよね、という話になりました。どうもよく聞いていると、ショーンがおいしいといっているのはおでんというよりも、さつま揚げの事らしく、おでんに大根や卵を入れることは知らない様子。韓国ではさつま揚げを串に刺し、ゆで温めて食べるようで、ショーンは"さつま揚げ=オデン"だと思い込んでいたみたいでした。やっと訳が分ったので、じゃあ今度本物の(日本の)おでんをご馳走するよ、という話になってこの週末にいたったわけです。
 おでんの準備はTmが全部してくれました。おでんの食材は中華系、韓国系のスーパーで買い揃えました。おもしろいことに、いくつかの食材は日本製でしたが、さつま揚げは韓国製。パッケージにはおでんの写真も載っていました。
 お腹いっぱい食べて、Yuは彼らの子供のカヌーンとおおはしゃぎで遊んで楽しく過ごしていました。

 日本食は今や世界のいろんな国で認知されているようで、おかげで話題には事欠きません。政治レベルでは面倒な問題がたくさんありますが、文化や食べ物で段々と共通の話題が豊富になっていっているのを感じています。ショーンも、時々友達の韓国人と無性に日本食が食べたくなって出かけたりするそうです。