消臭式トイレ

 こういう発想はなかったな。水を使わないトイレだと、水道の使用量が激減しますね。これが普及すると、水道事情が激減するかもしれない。大きいほうの場合は、やっぱり水を使わないと流れないでしょうから、過程のトイレでの普及はあまりないかもしれませんね。いや、トイレのスペース次第では設置できるかな。ハイブリッド式の便座が売り出されたら爆発的に普及するかもしれません。


ただ水を流さずに小便だけが便器排水管内へとダダ漏れって構造では、消臭式無水トイレは誕生しません。実は排尿口は「エコトラップ」へとつながっており、おしっこは必ずエコトラップの中のブルーシール(防臭液)を通過してから中央排水口、下水管へと流れていくんですね。だから、排尿口から落ちていった尿素の臭いなどなどは、エコトラップ&ブルーシールの強力タッグで完全に押さえ込み、便器外部に漂わないように封じ込まれて、逆にブルーシール成分に含まれる芳香剤で清潔感あふれる香りをトイレ全体に漂わせる仕組みになっていますよ。ちなみに消臭式無水トイレのメンテナンスは、安価なブルーシールの補充と、たまにエコトラップの寿命交換のみでオッケーなため、電気代も水道代もいらない、楽々メンテ構造なり...とアピールされてます。

「消臭式無水トイレを紹介しに出向きますと、まぁ担当者が年配の方であればあるほど、ほぼ間違いなく、そんな物は信じられないって反応が返ってきますね。おまけに、日本は他の国よりも水資源に恵まれているのか、廃棄物である尿を流すのに、その10倍以上もの水を使って廃棄してしまうという無駄に対する抵抗感も薄いんですよ」

そうはいうものの、男子生徒1000人の学校で消臭式無水トイレを導入するとすれば、ざっと年間にして2400トンもの節水効果が得られ、エコトラップやブルーシールなどの消耗品購入に要するメンテナンス費用を差し引いたとしても、1年間で134万円を超える経費削減効果が得られるんだとか。やっぱり消臭式無水トイレにしようかなって、そう聞くと思いますよね。


水なんて流すから臭うのだ! 常識破りに超衛生的&エコな「消臭式無水トイレ」 | ギズモード・ジャパン
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