雪国の運動

 やっぱり北海道のような雪国では冬の間に走り回れるような広さの運動場を確保するのは大変なんでしょうね。私が住んでいる地域でも、3−4ヶ月くらいは雪が降る季節なので、外で遊ぼうと思っても無理です。10分と歩き続けるのも嫌なくらい寒い冬ですから、雪国にすんでいて能動的に体を動かさないとどんどん筋肉がしぼんでいってしまいます。そんなわけでジムが充実していて、屋内陸上施設やテニスコート完備のジムが普通にあります。
 お金をかけずに運動施設を、と思ってもなかなか難しいでしょうから、こういう空き店舗を一時的に貸し出すってのはいいアイディアかもしれませんね。こういう地域にあわせたフレキシビリティーは、生活を豊かにするような気がします。

「雪解けまでは」空き店舗ダッシュ!小学生の陸上練習場に
3月12日17時7分配信 読売新聞

冬季の練習場として巨大な空き店舗フロアを利用して走り込みをする地元の陸上クラブの小学生ら(11日、北海道小樽市の「ウイングベイ小樽」で)=田村充撮影
 北海道小樽市の巨大商業施設「ウイングベイ小樽」(延べ床面積約34万平方メートル)で、テナントの決まらない空き区画を利用し、小樽アスレチックジュニアクラブの小学生約40人が冬場の走り込みに汗を流している。

 練習に使われているのは、店舗最上階の4階の一角。通路だけで直線80メートルのダッシュができ、店舗エリアも使えば200メートルトラック並みの練習も可能だ。

 この区画は、入居店舗が撤退した2007年2月以降、テナントが入らない状態が続く。同クラブからの要請で、昨年10月から4月まで週2日、練習場所として特別に提供している。同クラブは昨年、女子リレーで全道優勝した強豪チーム。

 主将の小学5年、藤田茉優(まゆ)さん(11)は「雪の積もる屋外での練習は足が凍るように冷たいけれど、ここでは思いっきり走れる」と喜ぶ。ウイングベイ小樽の営業担当者は「本来はテナントに入居してほしいが、雪解けまでは子供たちを応援します」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090312-00000759-yom-soci