殺人的火災警報

 朝8時半、朝食を食べて仕事に行こうかと思っている時、突然火災警報が鳴りました。Yuをそろそろ起こそうかと思っていた時間なので、まだ彼はベッドの中。火災警報器は一旦なり始めると消防車が来て大元のスイッチを止めてくれないと止みません。しかも、この警報機、同じ建物の中のどこか一つの部屋に異常があったら、全ての部屋で鳴るように設計されていて、年に3-5回誤作動します。つまり、異常事態でもなんでもないのに嫌がらせのように”ビーーーッ!ビーーーッ!ビーーーッ!ビーーーッ!ビーーーッ!ビーッ!ビーーーッ!ビーーーッ!ビーーーッ!”と鳴り続ける訳です。音の大きさは、例えば車のクラクションをすぐそばに耳を当てて聞いているよりも大きい。音の大きさで脳みそが震えてるんじゃないかというくらいの酷さです。法律上は、誤作動であろうと関係なく一旦火災警報器がなったら外に出なくてはなりません。でも外界の温度はマイナス15度(最高気温)。外に出たら寒くておかしくなってしまいそうなので、家の中で音が一番ましな場所に移動して我慢します。
 念のため本当の火災が発生しているわけではないことを確認して、家族みんなで一旦トイレに避難。トイレだけは警報機がついていないので、音の強さもましです。20分くらい待ってようやく消防車が到着し、止めてくれました。
 今日はまだ朝にこれが発生したからよかったものの、これが深夜の3時とかだったら、マジでブチ切れです。