意思疎通

 Yuは離乳食を食べ始めるときから、食べ始める挨拶をするように仕込まれています。といっても手を合わせるだけなんですが、これが0歳児に教えようと思ってもなかなかできるようになりません。ところが離乳食を始めて数ヶ月すると自分で手をパチパチ!とたたくようになりました。ご飯を食べたいときは”ウメー!(美味いの意)”と叫びながら手をたたきます。そんなわけで最近では、家族一緒にご飯を食べるときでも号令と一緒に手をパチパチと大人顔負けにするようになっています。
 その後Tmが次のジェスチャーを教えました。次のしぐさは”チョウダイ”です。手の甲と手のひらを合わせて、チョウダイをさせます。これもしばらくすると自分でできるようになり、今では、何かモノがほしいときは、チョウダイのしぐさをします。最近ではほしいものを指差して”ぶー!"と叫んで手をぽんぽん、とチョウダイします。食べ物以外にも応用が利き、自分の意思をしっかり伝えられるようになっています。
 大人でもそうですが、外国に行くと言葉が通じなかったりして自分の伝えたいことが伝わらず歯がゆい思いをします。きっと赤ちゃんでもおなじで、それがストレスになって最後には泣いて訴えるのかもしれません。言葉が通じない赤ちゃんでも、ジェスチャーで自分の意思が通じれば、自分の気持ちが相手に通じることが分って、コミュニケーションをどんどんとろうとするようになるのかもしれません。