驚きと混乱

 実験系の研究をしていると、ときどき思っても見なかったような結果に出会うことがあります。研究者を始めて日が浅くてもそういう瞬間に出会うことがあるんですね。ある程度結果を予想して実験を始めるんですが、予想の間逆とは行かなくても想定外の結果が出てくることが時々あって、そんな瞬間はワクワクします。ワクワクした後はなんでこういう結果になるんだろう?と思考の混乱が起こるんですが、一つずつ整理していくと納得できる説明にたどり着きます。驚きの少ない説明で結果が説明できてしまう場合もありますし、意外な説明で決着がつく場合もあります。もちろん時々、説明が全くつかないようなデータもあります。こういうことが楽しくて実験系をやっているのだなぁと思った一日でした。さて明日のデータはどうなるでしょう?