住居の手配  

 私が入っているのは大学のアパートです。2ベッドルーム(日本風に言うと2LDK)です。日本にいる時に、留学先の大学のホームページを見て、担当事務所に連絡を取って、申し込みを事前にしておきました。アメリカに来た日から賃貸が始まるように申し込みをしておいたので、アパート探しをする面倒がなくて楽でした。もし、そのような大学提供のアパートがないか、申し込んでも抽選で外れた場合、現地に数日から1週間程度仮住まいをして、アパートを探す必要があります。同僚や友人がいれば、その人の家に泊めてもらうのも手だし、ホテルに滞在するのも選択肢の一つです。
 私の場合、申し込んでおいたアパートには到着した日から住むことはできたのですが、家具備え付けのアパートではなかったので、まず寝具を揃えてから入居しなくてはなりませんでした。ラボの同僚の家に1週間弱滞在させてもらって、その人に手伝ってもらって、中古のベッドを買ってから入居しました。
 私のアパートは大学が提供している住居なので、比較的安全な地域にあり(というか敷地内)便利ではありませんが、不便というほどではありません。車があればどこに住んでいてもそんなに距離に関しては問題ないわけです。問題は、車を持っていないはじめの頃。私が住んでいる地域ではバスが定期的にショッピングモールまで行っているので、買い物をする時はそれを利用するのもひとつの方法です。人によっては、食料品の買い物に行くとき、車がない頃はガッツで歩いて行ったという人もいました。私たちは、初めの頃は同じアパートに住んでいる人やラボの同僚に頼んでグロッサリー(スーパーマーケット)まで連れて行ってもらう方法を取っていました。