Yuがここ半年くらい三宅太鼓を叩いています。三宅太鼓は三宅島の伝統芸能で、神着神輿太鼓(みやけじまかみつきみこしだいこ)というのが正式名称らしいです。この太鼓の打ち方は太鼓演奏者の中では”かっこいい”打ち方のようで、太鼓を横置きに置き、それをサイドから四股のような格好で打ちます。重心を左右に大きく振りながら打ち込むので、それはもう脚の筋肉がパンパンになるようです。

 夏前から練習を初めて、毎日家でクッションを相手に打っていたのですが、最近はすっかりこなれたようです。先週Tkが稽古の様子を見に行くと、腰の入り方、足の踏み込み方、体の使い方が、大分変っていて驚きました。先月あった太鼓フェスティバルの時ともだいぶ違った叩き方になったのは、他のうまい人の打ち方をたくさん見てきたからかもしれません。

 Tkがやっている合気道でも、ただ構えているだけでも、地面としっかりつながっているのと、そうでないのでは力の伝わり方が全然違います。腰の入り方ひとつとっても、まるで足が床に吸い付くような、食いつくような動きをしてる人はなめらかで弾力性のある動きができます。

 Yuもだんだん太鼓の打ち方が、腰の入ってきていています。来月はまたどうなっているか、どう変化するのか楽しみです。