手すりと棚
週末、市の体育館の更衣室にいたときに、手すりがある壁がありました。壁を伝って端に来ると、手すりのすぐ上の壁に棚が打ち付けてある場所があって、手すりが隠れるようになっている場所がありました。そこは位置関係上、棚がせり出ている為手すりが使えません。それを見てShunが、なんでここに棚があるの?なんで手すりが使えないようになってるの?と不思議そう。
Tkが、”棚と手すりどっちが先に作られたと思う?”と聞くと、しばらく考えて”そうか、手すりがはじめに作られて、その後に棚を作ったんだ”と納得、だから後から棚を付けた場所にある手すりは結果的に使えなくなったんだね、という話になりました。
いろんなことに疑問がわくようですが、理由がわかると納得できるようです。
論理的思考
そういえば、ちょっとまえにShunがやった実験。リビングに木の棒をおもむろに置いて、”明日の朝、この木の棒が動いてたら、地球が廻ってるってことだ!”と自信満々に言って寝室へ行きました。なるほど、慣性の法則が成り立たなければそうなるかもしれないし、床との摩擦抵抗が全くないという条件も必要だと思うんだけど、それはおいておいて、地球が自転しているかどうかという大きな命題に、こういう実験でアプローチするという1年生(当時)にショックを受けました。そんなことを考え居たのか君は!という感じ。
翌朝、起きてきて木の棒が微動だにしていない様子を見て、”地球は廻っていないんだ…”、と一言。しばらく間をおいてから言ったことが衝撃でした。”そうか!太陽が廻ってるんだ!”。あー、そうなるか。それはそれで論理としては成立しているんだけど。一応科学的な考察にはなっていました。この問題を考えるには知的材料がまだ不足しているだけで、論理的思考はできるんだということがよくわかった出来事でした。子供だと思って侮ってはいけません。
カブトムシ
暖かくなってきたので、冬の間放置していたカブトムシの幼虫を見てみました。11月以降全く何もしていなかったので、たぶんかなり死んでいるんじゃないかと思ってみてみましたが、30匹中、だめだったのは2匹。その2匹は小さなコンテナに入っていたので、環境がおそらく一番悪かったんだろうと思います。それ以外は無事。大きさも大きくなっていて、鈍いですが動いていました。
糞を除去して、土に水分を含ませて戻しました。数週間後にまた観察してみようと思います。Shunも手馴れてきていて、作業もかなりテキパキできるようになりました。今28匹いて、このうち半分くらい孵れば上出来という感じです。それでもかなりの数になりますから、誰かにあげることになるでしょうけど。
プラスアルファ?
これは面白い。ただ、もともと店としての経営が健全だったから、プラスアルファを加えることができたんでしょうね。ちょっとした興味と、少しの工夫と努力が物事をいい方向に運ぶいい例かも知れません。義理堅い、というところも大事なんでしょうね。