盛り上がり?

 週末駅前を取ったら、この選挙区の候補者が演説していました。無所属の民進のおじさんは岡田克也と一緒に、いかに無所属が力説していました。おいおい、そこがポイントじゃないよねと思いながら聞いていたら、そのわきを自民候補の車がスーッと通って行って、今回の選挙は案外盛り上がってるんだなと思いながら見ていました。このエリアは共産党が候補者を下ろして野党統一会派とかいうのにしたので、選択肢が限られますが、その分話を聞こうかという気になります。でも候補者にはなかなか直接聞く機会がないんだなとこの一週間過ごしていて感じました。確かにみんなの話を聞いている暇はないんだろうけどね。

 

 Tmと候補者話をして、最高裁判事の過去の判例を見比べて、今週中には期日前投票に行きます。さて、22日はどうなるか。

 

バランスが悪い

 最近の日本の政治って政党間バランスが悪いとつくづく思います。昔も自民党が大きかったはずですが、自民党の中でここまでまとまっていなかったような気がするし、自民党総裁がそこまで自民党議員を締め付けられるほどの力が無かったのか、首相と同じくらいの元老クラスが複数いたからか、今よりはまともだった気がします。その状況で、自民1強ってのはバランスが悪い。バランスを取ろうと毎回投票するんだけど、その時の選挙にはブームがあるみたいで、民主なら民主だけ、自民なら自民だけが大勝してしまうので、なるべくバランスのいい議会になってほしいなぁと思います。

 Tkの選挙区は与党VS野党VS無所属 という構図なんですが、与党候補も野党候補もどちらも似たような主張だし、無所属は立憲民主に近いけど、9条改正に関してはどっちつかずだったり、時期によっては賛成意見を言っていたりするし、いまいちな感じです。選択肢がこれしかないので、1/3で選ばなくてはいけないし、白票を投じる気はさらさらないんですが、どうなることやらという感じ。

 果たして小選挙区がいい制度なのかいまいち疑問が残ります。中選挙区の悪い点って何だったんだっけ??

 

 

 

カキモノ月間

 とりあえず申請書を書き上げて、推敲中なんですが、これがのるかそるかは年度が替わる頃にならないとわかりません。もう一つ申請書をこれから書く予定なんだけど、それのアイディアを練りながら、頼まれたものを書き始める。かなりの内容量を、思ったよりもコンパクトな分量にまとめなくてはならないことが分かって、少し焦るけど、たぶん何とかなるでしょう。それと並行して、今月は二つくらい終わらせないといけない作業が。。。こういう時期ってあるよね。暇だった時期がうそのようでもあります。ありがたいことではありますが。

 

 最近家に帰ると子供たちにずいぶん絡まれるのが少しうれしい。とーちゃん一緒に風呂入ろーと嬉しそうに言われるのは今のうちだけだろうから。そのうちひどい扱いを受けるようになるんだろうか?それとも口をきいてくれなくなるんだろうか?そうなったときに耐えられる自信がないけど、かなり近いことを自分も思春期にしてるはずだから、何とも言えないところです。それも成長の一環だと思えばそうなんだけどね。いずれにしてもあと数年で子供との距離ができるだろうし、そうなっていくのが自然なんでしょうね。

 

 選挙が近いですが、もはや選択肢が限定されています。だれにしようかななんて悩むほど立候補者はいないし、その分この人しかないじゃんか、とおもって仕方なく投票します。選択肢が多いのはむしろ比例区か。当日は用事があるので事前投票ですね。

 

 

雨上がりの運動会

土曜日はShunの運動会でした。前日から雨が降り続き、午前中いっぱいは雨だったので、翌日に順延になると見込んでいたのに、朝の連絡で午後に時間をシフトして開催するとの通知が入り、がっかり。中学校のグラウンドを借りてやるので、水はけの悪い校庭は水浸しのはずです。なぜ晴れの予報の日曜日に順延しないのかよくわからないまま、雨上がりの中学校へ。

行ってみると、競技するエリアは乾いた土で埋められていて、職員先生方が大変な思いをして整備した後が見受けられます。そんなにやらなくてもよかったのに、と思いながら、会場を歩くと、競技エリア以外はぐちょぐちょ。そりゃそうです。

種目を半分くらい減らし、Shunが練習してきた跳び箱もなしに。結局各学年2-3種目をやって、あっさりと2時間で終了。逆にあっさり終わってよかったのかもしれません。子供たちは楽しかったようで、それが救いでした。

 

夜は太鼓のイベントへ。夜の京都のお寺での演奏を見てきました。帰りは遅かったけれど、楽しく過ごせました。日曜日はまたYuの太鼓の練習へ。月曜日は疲れて家でゆっくり過ごしました。

 

今日はShunは振り替え休日を堪能していることでしょう。

 

 

やる気はある

 Shunはその後、幼稚園の居残り特訓に1回だけ参加して、その後は不参加表明をしています。かといって、飛べるようにはなりたいらしいので、ほぼ毎日食後にTmとYuで馬飛び特訓をすることに。本人はやる気はあるらしく、飛べないと悔しいようです。そんなことをしているうちに、徐々に飛べるようになってきました。段階的に馬飛びの馬の高さを上げていって、今は4段くらい。もちろん板の間ですから、ちゃんとジャンプしないといけません。どうも、ジャンプー手をつくー手で体を押し上げる。の連携がうまくできないようで、十分飛び上がらずに手をついたり、飛び上がるけど手の位置がわるかったり、押し上げる力が弱かったりします。運動会で跳び箱をやらせるならこの辺のことをちゃんと教えられる体制をとればいいのに、先生たちもしょせん素人ですから、子供と親が振り回されるだけ、という状態。Tkは結構不満なんですが、Shunはやる気は失わずにやっています。かけっこもあるようで、家のわきの坂を毎日ダッシュしてトレーニングしているようです。今週末は運動会。

 

 Tkは金曜締め切りの申請書にかかりっきりです。これで向こう数年の予算がとれるか決まるので、結構大事な時期ではあります。やはりこの業界も金次第のところがありますから、予算が取れるに越したことはありません。この締め切りが終ったら、また次の締め切りが月末に。忙しいのはいいことですが、一日座りっぱなしだと腰に来ますね。

 

 

 

 

 

特訓

 Shunは10月に入ると運動会があるのですが、今通っている幼稚園はなぜか運動会の時に一人一芸を披露させる方針らしく、それに向けて毎日特訓があるんだそうです。いくつかのオプションのうちからShunの選んだ競技は跳び箱。人によっては竹馬だったり、一輪車だったりするそうです。これを、運動会までにこなせるようにするのが園の方針みたいで、できなければ居残りで特訓をするように指導されます。しかも、居残り保育は追加料金がかかる。アホかと。そんな保育の時間内にできないような指導の仕方で、子供にできないような競技をさせること自体が間違っているんだと思います。子供にできなかったことができるようにさせて、成功体験を感じさせる、という建前なんだそうですが、成功体験をする前にできない挫折感を味合わせているだけなんだと思うわけです。実際Shunはどうせできないから、練習したくないモードに入っているし。

 

 というわけで我が家の対応は、居残り特訓なんてしなくてもいい。別に跳び箱が飛べようが飛べなかろうが、苦痛を感じるような特訓だったら、やらないほうがましです。幼稚園の先生はわざわざ電話をかけてきてあの手この手で居残り特訓をさせようと説得をしてくるのだけど、何のためにそんなことをしようとするのか全く意味が分かりません。こういう幼稚園の方針は、先生の自己満足でしかないとつくづく思います。幼稚園は子供が楽しく過ごしてくれれば、それでいいと思うんですけどね。

 

 Yuのために子供新聞を取り始めて3週間ほどたちます。今のところ2社からの試読が終わり、3社目の試読期間中。毎日一応目を通している様子です。毎日自分のために配達されるのはうれしいでしょうね。我が家は新聞というものを取っていないので、子供新聞だけが毎日配達物としてきます。今や主要ニュースはネットニュースで十分というのがTkの考えです。大体、紙媒体に書いてあることとネット上で書いてあることには大差はなくなってきていますし。ただ、大人用とは違って、子供新聞には別の意味があります。

 

 最近もらった広告に、近所で将棋教室があるということを知ったYuが、行ってみたいというので、体験させることにしました。年長から受け入れているそうなので、オレモオレモと主張するShunも一緒に。お父さんと将棋をするだけだと面白くなくなってきて、教室に興味をもったのかと思っていたら、どうやらお父さんを負かしたいんだそうです。いや、負かしたいと思うほどお父さんは強くないんだけどね。むしろ将棋なんてルールをかろうじて知ってるくらいなんですが。。。案外将棋教室に行って定石を一通り知ったら、いかに父親が弱いか現実を知ることになるかもしれません。

 

 Tkは今週は出張。そんで出張から戻ったらすぐに締め切りです。それが終ったら、一月後にも締め切り、と、そんな感じで過ごしています。締め切りまでに書き上げる内容は向こう年くらいの仕事にもろに影響をするので正念場です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寄付と研究費

最近、iPS細胞を作った山中さんの研究所が寄付の広告を出していて話題になりました。

www.cira.kyoto-u.ac.jp

 

内容は、研究の重要性にもかかわらず、研究所で働く科学者の9割以上が非正規で、いつ資金が尽きるかわからないから寄付をお願いします、という訴え。山中さんはiPS細胞を作ったことでノーベル賞を受賞し、京大に専用の研究所を作って、尚且つ潤沢な研究資金が取れているのですが、膨大な数に増えた研究所の所員を雇い続けるためには、資金が足りなくなる可能性もあります。しかも、競争的資金は数年ごとに公募で獲得する資金ですから、競争に敗れて獲得できない年があれば、その年は雇用を切らなくてはならなくなります。

 

これは日本の殆どの研究所や大学で同じことが言えて、今や教授かそれに相応する職にありつけた“上がった”人たち以外はほとんどが非正規雇用です。実際名だたる国立研究所では9割とはいかないけれど、やはり相当の人が非正規だし、5年契約で雇用が完全に終わるケースや、1年おきの更新なんて普通に聞く話です。

 

こういう傾向は、2000年くらいから始まったことなのですが、当時、助手(今の助教)で入った人が昇進できなくても定年まで同じポジションにい続ける人が結構いて、万年助手と呼ばれていました。彼らがずっと助手のポジションにいることで(もちろんい続けるしか選択肢がなかったからなんだけど)それによって若手の登用ができないことや、人材の循環が止まることが問題になったのだと記憶しています。

 

 その後、新しく雇われた若手研究者のポジションは順次5年任期になっていきました。今や准教授のポジションにいる人でも、終身雇用でないケースがあるようです。ポスドク1万人計画に始まった研究者人口の一次的な増加によって、雇用を何とかしなくてはならなかったのも一因かもしれません。その結果何が起こったかというと、教授以外(時には教授職でも)は有期雇用にすればいいという考え方が普通になって来ています。これは大学の運営側にとっては都合のいいシステムではありますし、運がよく実力もある研究者にとっては、ポンポンといいポジションを渡り歩いて教授に収まることができる可能性もあります。

 

 人材の循環を促すといういい面もあるのですが、いつまでたっても雇用が不安定な職種と化してしまった研究の世界からは、優秀な人が去って行っているように感じます。実際、学術界での研究職は雇用の不安定さの点から、あまり人にお勧めできない。

 

大学や研究所は研究費(雇用のための資金も含めて)を運営費交付金や競争的資金で賄っているのが現状ですから、これに寄付や、他の収入も含めて安定した運営をできるようにするという山中さんの研究所のやり方は、今後もっと広がっていってほしいと思います。ただ、他の大学だとips研究所ほどのお金は集まらないでしょうけど。

 

東北大の脳トレの研究者はかなりのお金を稼いで研究費として寄付をしたそうです。それくらいしか、日本のアカデミアで研究所の資金獲得の方法はない、というのが今の問題のように思います。