環境次第

 ようやくこち亀が図書館に返却されたら、Yuが読む本は手元にある活字本に戻ったようです。つまり、手元に楽しいものがあればそちらばかりに熱中するし、なければないであるリソースで楽しむことができるわけですね。頭ではわかっていても、改めて実感しました。ということは、ある程度ゲームや漫画を制限することは環境を作るという意味ではいいことだとも言えます。ただやりすぎは禁物で、禁止物が多すぎると欲求が逆に強くなったり、逆にはまってしまう可能性もあります。少しの嗜好物と、ある程度制限された環境がいいのかもしれません。まあ、家庭によって考え方はあるでしょうけど。

 

 逆に、無尽蔵に漫画やゲームを与えると、果たして本を読む癖は付くのかどうか?学校の読書感想文で仕方なく読む、というふうにしかならない気がするんだけど、どうなんでしょうね。こういう傾向は経験的には知られているし、自明な気がするんだけど、ケーススタディーやアンケート調査で統計を取ったような研究はないのかしらん。

 

 結局のところ、人がどういう性質に育つのかは環境次第なんでしょうね。ものすごく高度だったり一流の技術や人に日常的に触れ合っているとそれがベースラインになるでしょうし、逆もしかり。かといってあまりに(ほかの人から見て)非日常が日常になっていってしまうと、他の人とは分かり合えないでしょうし。ある程度のバランスも、大事ですね。

 

 

連休なのに台風

 台風が来ていますね。今週は土曜日は仕事、日曜日は台風が上陸、月曜日も休みですが、どうなることやら。日曜日は太鼓の練習がありますが、たぶんこの分だと行かないほうが安全です。ということは家にいることになるので、何しよう??たぶん子供と遊んでおしまいになるのでしょうか。

 

 昨日から、どうも筋を痛めたみたいで首回りが痛い。何もしていないのに。たぶん変な姿勢で振り向いた覚えがあるから、そのせいなのかもしれません。基本的に運動できていないので、ストレッチが足りないのでしょうね。こんな状態だと、年を取るとともに毎日どこかを痛めてしまいそうで怖い。何とかしないと。

 

 Yuは最近ひたすらこち亀を読んでいます。10冊借りてきたようで、それを繰り返し繰り返し読んでいる様子です。面白いんでしょうね。こうやって漫画にはまってしばらく抜け出せなくなる時期って確かにあります。飽きるほど読んで、そのうち飽きるかといえば、なかなか飽きないんだな。

 

 ただ、面白いことに成人して以降、パタッと漫画の面白さが分からなくなりました。何しろ読むのが面倒くさい。漫画と文字を追わないといけないし、読んでみたら面白くない、テーマや絵やストーリーが陳腐だと全く面白みを感じない、というような状態になりました。昔読んだ漫画は今更読む気にならないし、という感じで漫画を読まなくなりました。でもこれも、ひたすら漫画を面白いと思って読んだ時期があったからなんでしょうかね。

 

 ただ、バランスが大事なんだけど、それも人に寄るのかもしれません。電車やバスに乗ると、50を超えたおじさまが面白そうにマガジンを読んでいる姿を目にすることがありますから、わからないものです。

 

 というわけで、親のできることなんてたかが知れていて、なるべく本を読める環境を作りつつ、本人の嗜好にはなるべく批判的にならないことくらいしかできません。親の面白いと思うものを本人が面白いと思うとは限りませんから。この間本屋によって、自分の図書カードで本を買いたいというので何を選ぶかと思ったら、定期的に買っている、活字(ルビ付き)の世界の名作集を1冊、コナン(漫画ね)の漫画を一冊、あとは自衛隊系の戦艦や戦車の写真の乗っている大人向けの雑誌を一冊買いました。いまはこういうのが好きみたい。ハリーポッターやファンタジー物の本も勧めてみたのですが、オレこういうのは好きじゃないと一言。へー、ちゃんと好きな系統の本があるのかと感心しました。

 

 ただ、本は偏って読むのもなんなんで、二つほどTkが読んでほしいなぁと思う本を買ってあとであげたのですが、楽しそうに読んでいたので、それはそれでありなのかもしれない。

 

 Shunはというと、電車が好きみたいでこの間図書館に行った時には鉄道ファンを借りてきてたまに読んでいるみたいです。そういえば、Shunは最近ひらがなを読めるようになってきていて、頑張って字を読もうと努力している様子がいじらしい。しにてんてんがつくとじだよね!とか、確認しながら読もうとしています。あれは何て読むの?と聞かれる頻度も増えてきました。徐々に成長しているなぁと思いながら眺めています。

 

 ここ2週間ほどカブトムシの幼虫の様子を見ていないので、たぶんこの週末はいい加減に土を変えないとたぶん、土の中は糞だらけになっているでしょう。これが唯一週末にやらなくちゃいけないことかもしれません。

 

 

 

もう秋

 昨日は初もののサンマを食しました。一尾100円で売っていたらしく、これは安いかもと思って買ったそうで、脂がのってとてもおいしゅうございました。魚がおいしいとついおかずも食べ過ぎてしまい、少し位が持たれた感があったのは年のせいかもしれない。

 Tkは比較的魚を上手に食べれるほうです。それをわきで見てYuがどうやって食べるのかを聞いてくるので、骨の位置と、構造からこうして身を取るというような説明をしたのですが、こういうのは自分でも試行錯誤しながらやっていかないとなかなか慣れませんね。

 Shunはまだそこまで魚に手を付けないので、Tmが身を取ってあげて、少量食べる感じ。今後どうなるかわかりませんが、興味を持てば食べていくでしょう。ただ、怖いもの知らずというか、お頭つきのサンマだったので、魚にキス?をしてみたり、頭からかぶりつこうとしたりしていました。

 今年はサンマと梨を食べたので、あとは何が秋の味覚だったっけ?栗ご飯でしょうかね。

 

 少し涼しくなってきたので、朝は涼しい風が入ってきます。ちょうどいい気温なのもあと1か月ほど?でしょうかね。これから日がどんどん短くなっていって、寒い日がきたころには暑さが恋しくなるのかもしれません。

一区切り

 以前住んでいたエリアでのYuの太鼓関係のイベントがあって家族で行ってきたのですが、それも無事に終わり一区切り。このイベントに出るために月1でTkかTmが車を飛ばして練習に通っていたのですが、これでもう関係する行事はおしまい。Yuがこれまで所属していたグループからも脱退しました。

 

 引越した後で、以前住んでいたところに通うというスケジュール的にも経済的にもタフな時間を過ごしていましたが、ようやくそれも終了です。引越してからも少しだけ関わりを持っていましたが、半年かけて徐々にフェードアウトしていったので、うまく今後気持ちの切り替えをしていってくれるでしょう。

 

 アメリカに住んでいた時のことを思えば、片道200キロの距離はそれほど大したことないのだけど、日本の道路で200キロを通うのは結構大変ですね。幸いTmが長距離運転を変わってくれるので、ドライバー二人で行くとだいぶ楽でした。

 

 今回の訪問では、子供たちは友達に会いに行ったり、公園で遊んだりして、きっとそれぞれ満たされた時間を過ごしたと思うのだけど、これが1年後、2年後に会うことがあったらまた関係性も変わっていたり、体格や顔つきも変わっていっているのでしょうね。

 

 今日からまた普通の、日常生活を平和に過ごせますように。

 

 

コカ

子供の科学という雑誌が昔からあって、Tkが子供のころも、確か兄貴がとってもらっていたのを覚えています。コカと略していっていて、去年?くらいは我が家も1年定期購読をしていたのですが、1年でとりあえず終わりにしました。これが案外面白い。大人が読んでも時間つぶしになります。1年分たまっているコカは、Yuが繰り返し読んでるので、講読した価値はあったかなと思っています。またそのうち再開してもいいかもしれません。子供が読むのであれば、読み物にはお金をかけてもいいと思っています。

しんぶん

 Yuは結構活字の本を読むので、今日からしばらくYu用に子供新聞を取ってみることにしました。毎朝、早起きしたときはなぜかニュース番組を見たりして親よりも早くネタを仕入れることが多いし、もしかしたら時事ネタ満載の新聞も楽しく読めるかもしれません。

mamari.jp

 とはいっても、とりあえずは試読をするだけ。選択肢を一通り試してから、どうするか決めないと。選択肢は3誌。読売は週に1回の配達らしく、あとは毎日と朝日が日刊でやっているようです。それぞれ、500円、1500円、1700円という値段設定。毎日はタブロイド紙サイズのようですが、朝日はいわゆる新聞サイズ。どれがYuの好みかははわかりませんが。

 

 ただし、ここ数日Yuが心を奪われているのはもっぱらこち亀なので、どれくらい興味が持続するかは、不確定ではあります。

週末

土曜日は午後から隣町にある八幡宮にShunの七五三の予約に行ってきました。国宝になっている建物があって七五三にいいというばーちゃんの推薦があったので、行ってみました。大阪は結構町がごちゃごちゃしていて、道も狭いのですが、さすがに国宝級の神社なら行きやすいだろうとなんとなく思っていってみたのですが、大きな間違いでした。住宅地の中をくねくねと縫うように坂道を上がっていき、ようやく山の中へ入ったと思ったら、林の中を走ってようやく駐車場へ。こんな住宅地のすれ違えない道を行かないとたどり着かないような場所なのかと驚きながら中へ入ると、さすがにそこは別世界のような広々とした敷地でした。古くからある神社のせいか、社も素晴らしく、境内も落ち着いた場所でした。大阪の住宅地の中にぽっかりと隠れて存在する神社だったので、こんな機会もないと行かなかったかもしれません。

 

Shunはというと、七五三てなーに?というような感じで着物を選ぶのもとくにやる気なくすごしていましたが、結局着付けの方のおすすめの中から彼が選んだのはほとんどYuと同じ絵柄の着物でした。Yuの時は写真館で気つけて写真を撮っただけでしたが、Shunは来月神社で写真を撮り、祈祷もしてもらおうと思います。まあ、一生に一度だしね。

 

日曜日は、Tkが子供たちを連れて図書館へ。本をよく読むYuにいろんな本を読ませてあげたいと思っていったのですが、彼が選んだのはこち亀。最近は図書館にこち亀が置いてあるんですね。Shunはというと、一目散に鉄道ファンというテッチャン向け雑誌をどっさり選んでいました。TkのカードでYuが読める活字の本を借りて岐路につきました。Yuは一日こち亀を読みながらイッヒッヒと笑っていましたが、一通り漫画を読んでからたぶん活字の本も手を付けるのではないかと思っています。2週間でどれくらい読むでしょうね。