暑さも折り返し?
昼はともかく、夜に関しては、8月前半の暑さが少しおさまったような気もするここ数日です。オリンピックが4年後に開催されるとしたら、前半に試合がある人と後半にある人では随分感覚が違うでしょうね。
Tkは数日の休暇を経て仕事。職場にはいつもの半分くらいしか人がいません。研究所にも人があまりいないので静かな感じがします。
昨日のニュースはSMAP解散。どうでもいい話を長々とニュースバラエティ番組で扱っていましたが、そんなに時間を割いて扱うニュースのようには思えません。この話を1月の解散騒動の時には国会で話題に上がったくらいですから、平和なことです。昨日のテレビではメンバーの確執が原因の様な話しぶりでしたが、事務所がマネージャを排除したことが原因なのは自明で、それにほとんど触れない報道に気持ち悪さを感じます。知っているのに触れないように論点をずらすのに長けている人たち、とも捉えられます。
我が家の唯一の動物、クワガタのクワちゃんはまだ生きています。ゼリーも何とか食べています。どれくらい生きるのでしょうね。Yuがどれくらいクワガタに興味があるのかはいまいちわかりません。
昨夜した洗濯物は、一晩外に干して、今日夕方から雨だという予報なので、今は家干しをしているのだけど、今の外の様子はピーカンの晴れです。本当に雨になるのか疑問。
和田竜の”村上海賊の娘”を読んでいます。全4巻中2巻まで買って読み終えて、この人の書き方が気に入りました。無駄なく、丁寧に書いているところがいい。著書を見ると、のぼうの城の著者でもあるのですね。
無事終わり
週末の市民講座は無事に終わりました。多分200人弱くらいの人を相手にしゃべったのですが、サイエンスとしてのちゃんとした話と、だれが見ても驚くようなデモをうまく織り交ぜてしゃべらなくてはならないので、スライドをだいぶ熟考した上で臨んだのですが、うまくいったようです。講演が終わった後も列をなして質問してくれた人がいて、ずいぶん熱心なんだなと感心しました。
YuもShunもTmも一緒に行ったのですが、子供たちに、一瞬でもオヤジの仕事の様子を見せてあげられたのが一番よかった。Yuにはあとでコメントをもらいました。
さて、また来週は忙しい。
市民講座
7月―8月は立て続けに出張が入っているんですが、その一つが市民向けの講座。研究所主催の一般向けの講演が毎年1回あるのですが、今年は担当が回ってきたので構想を練っています。いつもは同業者相手に話をすることがほとんどなので、こういう機会に一度考え直すのはいいことかもしれません。出張から帰宅後、翌日にしゃべらなくてはならないのが難点ですが、いい面は、YuとShunも聴講できること。子供たちが普段と違うTkの様子をどうみるか、それがもっぱらのTkの興味の対象です。
Wordの編集機能を使って色分けをした、自民党の改憲草案の変更点。見やすい。
自民党の改憲草案は、反対でも賛成でも、選挙の争点だろうが無かろうが、一次情報として一度は目を通しておいた方がいいと思う。面倒でも。Wordの編集機能を使って変更点を色分けしているこれは、面倒くささを減らしてくれます。
http://editorium.jp/blog/wp-content/uploads/2013/08/kenpo_jimin-souan.pdf
選挙前
選挙前なのでいろんな情報が錯そうしている気はしますけど、ネット上でもパブリックにいろんな意見が読めるのは助かります。どっちが言っていることが正しいのか、おかしいのか、結局自分で判断するしかありませんから。
民主党に入れるという人の意見もあれば、自民党に入れるという人の意見もある。
どっちも読んでみればいいと思う。
ぼくは民進党に入れる(東浩紀)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
僕は自由民主党に入れる(shi3zの長文日記)>
自民党は経済政策が正しかったことを主張していますが、そうでないことをデータで実証しているサイトもあります。
http:// http://blog.monoshirin.com/entry/2016/07/03/201955
自民党が会見について全く主張しないことは、それ(改憲)を意識していることの裏返しだし、参院で2/3取ったら、改憲も含めて承認されたというのは火を見るより明らか。自民党の改憲草案を読むと、このままの案ではとてもではないけど承認できない。
かといって、民進党だって不安定すぎて政権運営ができるのか不安ではあるんですよね。そう考えると、今のところ、この人の意見に近いかな。
ぼくは民進党に入れる(東浩紀)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
追記
実際に自民党の改憲草案をちゃんと読んだ人は結構少ないんだと思います度読んでみるほうがいいと思います。
改憲草案
https://jimin.ncss.nifty.com/pdf/news/policy/130250_1.pdf
改憲草案Q&A
https://jimin.ncss.nifty.com/pdf/pamphlet/kenpou_qa.pdf
日本国憲法をガラッと変えるというよりは、少しずつ条文の言い回しを変えていって、条文を足したり、不要と彼らが考えているところや都合の悪い条文は(たぶん)削除したりして体裁を整えている印象です。
戦争を永久に放棄するという9条は、自衛のためなら戦争をできるようにするという趣旨の条文に変わっていたり、天皇が象徴という条文は、天皇は元首であり象徴という言い方に変えたり、国防軍を創設する旨の条文を加え、家族は助け合わなければいけないという条文を加えたり、公共の福祉という原文の表現を、公の秩序と言い換えたりしています。いかなる奴隷的拘束も受けない、という表現が、社会的、経済的関係においてに身体を拘束をされないという限定的な表現になっていたりします。
全体的にガラッと変わっているというより、国防に関してや、戦争放棄に関して以外は、よく読まないと落とし穴に気づかないような改変が多いところが不安になるところです。一番の問題は、憲法改正したい一派が、改正した後で、言質を取ったことにしてどんどん社会のシステムが変わっていくかもしれないという危惧じゃないかと思います。
そもそも、憲法解釈をいいように繰り返してきて今があるわけなので、憲法を改正したら、どうとでも解釈できてしまうようにして、政治家の好きなようにできてしまうようになるんじゃないかという気になります。
政府が間違った方向に行ったときの抑止がない限りは、この不安は払しょくできないでしょうね。
もうすぐ選挙
もちろん、選挙に行きます。どこの誰に投票するのかは個人の自由だけど、選挙は行かなきゃいけない。子供にもそう教えているし、選挙に行こうか迷っている人には行かなきゃいけないと言ったりします。選挙できるだけ、幸せです。選択権がありますから。
ところで東京都知事選も近いんですね。都知事県知事って、権限が強く、自治体の中では大統領的な存在ですから、ちゃんとその人がこれまで何をしていて何ができるかを選挙民が知らないといけないのでしょうが、それには期間も短いし、情報が少ないですね。それで知名度が高い人になってしまうのでしょう。もっと選挙期間を長くして(半年くらい)、そのうえで決めればいいのにと思います。
と、この分を読んであらためて思いました。あとは個人の判断で。
もうそろそろ6月も終わり
あっというまに6月も終わりです。梅雨らしいのかそうでないのかよくわからないまま過ぎていっている気がしますが、あれこれと忙しくしています。
この間とある九州の町に出張に行ってきました。一時経営危機になったでかいホテルに泊まったのですが、あんまり快適ではありませんでした。余りに地域から離れた場所にあって、缶詰め状態での仕事だったのが原因です。そこそこの規模のローカルのほうが、地元の様子が楽しめて快適だということがわかりました。
それはそうと、7月は7月でいくつか仕事で出かける用事があるのですが、その間、家のほうが平和に過ごしてくれるかどうかが心配でもあります。TkがいないほうがYuもShunも落ち着いて過ごしてくれるような気もしますけど。
Shunは年中さんになってだいぶ慣れたようで、喋りも随分ロジカルになってきているし、できることが増えたせいでその能力を披露してくれます。この時期は褒めてあげる方が効果が高いようで、作品を称賛すると満面の笑みを見せてくれます。その一方でやりたいことへのこだわりも強くなってきていて、今までよりも個性が色濃く出てくる年齢かもしれません。
Tmはほぼ毎日仕事が入っていて忙しそうです。子供が学校に行っている間に入れる仕事を探すのは難しいですが、うまく波に乗れているような感じもします。今の生活をしている限りは、このままいい生活リズムで過ごせるんじゃないかと思っています。
そうそう、Shunも今では毎週末太鼓に参加するようになり、いっぱしにやっています。なかなかモチベーションが高いです。Yuは安定のマイペースで過ごしています。
この間、どういうわけか、Yuが授業をしてくれました。テーマは、”災害時の避難計画”。何日か前にこの地域の地図(学校でもらった)をコピーしてくれるように頼まれていたのですが、それを使って、黒板を模した板に紙を貼って、それで地震が起きたときには何をもって、どこに避難したほうがいいのかを家族3人相手に説明してくれました。やれやれ付き合ってみるかという程度の気持ちで生徒役をやってみたのですが、なかなかよく組み立てられたプレゼンの仕方で、あんちょこを見ると、黒板に何をどう描くかがちゃんと計画されていて、大事なポイントも抑えた説明をしてくれるし、生徒の発言を促すような誘導の仕方をしていたので、逆に驚いてしまいました。彼なりにいろいろ考えてやってるんだと感心してしまいました。こんなこと、自分が3年生の時には到底やれないかったでしょうね。
我が家は基本ゲームはないし、漫画もそれほどないのだけど、無ければないなりに楽しみを見つけてくれるので、このまま無いまま育ててみようと思ってはいます。今のところ。