考えさせられる。

最近のオリエンタルラジオ中田の記事には、色々考えさせられます。

dual.nikkei.co.jp

 

 今の50歳以上の年代の人たちには理解できないかもしれませんが、Tkの同世代かそれより若い世代の夫婦間では、家のことを夫がまったくやらないことが普通という家庭はあまりありません。少なくとも夫が家事をやる家庭の比率は、圧倒的に50歳以上の世代より高い。たぶん彼もそのカテゴリに入るでしょう。

 昔の世代の人たちは料理もしなければ洗い物もしません、という人も多かったのでしょうから、今の子育て世代とはずいぶん違うはずで、上の世代の人たちと話をすると大抵ライフスタイルの違いで話が通じないこともあります。ここに出てくるもろもろの問題は、妻に全部丸投げをして解決しているところもあるかもしれませんが、大抵の場合そうはいきません。

 夫婦間での家事や子育てに対する認識の違いは結構どの家庭でも起こりうるわけで、それが原因で夫婦仲が悪くなることだって多々あります。些細なことで喧嘩になることもあるし、すり合わせがうまくいかないってことがない夫婦はいないんじゃないかと思います。永遠に解決しない課題ですね。

 

 上記の記事に対しては辛辣な反論も出ているのですが、

papapico.hatenablog.com

 

わりに客観的に書かれていると感じたのはこの記事。

blogos.com

 

 アメリカでも同じような問題があって、パーフェクトハズバンドを演じることで生じる弊害や、実際との精神的ギャップ、精神的な疲労(旦那の)などなど。別に日本に限ったことではありません。

 

 でも大抵の場合、”家事”をこなさなくてはならない”タスク”として夫婦間で共通認識できているかどうかだったり、家事をどれくらいの質でこなすかが夫婦間で違ったり、お互いに相手に求める基準が違ったりというのが問題を生じさせる原因だし、且つ仲を険悪にさせる要因だったりします。

認識の差から生じた関係の悪化は、どこかで解決しないと悪化をたどるし、どうやってすり合わせるのかというところから考えていかないといけないので、色々考えさせられる問題です。