つぶやき

 昨日のサッカー日本代表の試合を家で見ていました。Yuがサッカーをやり始めてから、だんだんと代表の試合を観戦するのが我が家の恒例行事となって来ている気がします。試合となると我を忘れて声を上げるという不思議な光景が繰り広げられます。別にTk自身はサッカーに興味がそれほどあるわけではないんですが。そう考えると子供ってのは、親自身が全然興味もつながりもなかったような環境へいざなってくれるから不思議なものです。Yuの太鼓にしても、サッカーにしても。面白いもんです。

 

 最近文部科学大臣国公立大学に国歌と国旗に関する通達をしたというニュースがありましたね。研究予算はどんどん減らしているくせに、どうでもいいことだけは強制しようとする、何をしたいのかと思ってみています。形式ばかりを気にするようになった組織はダメになっていくと思うのは私だけでしょうかね。大学から文学部をつぶすとかいう話もでてきていますし、もういい加減に大学側も組織形態をいじくりまわされすぎて疲労が出てきているような気がします。次は何を削られ、何を減らされるのかを考えながら、教育と、研究を進めなくてはならないのは気がめいるでしょう。何が問題って、思想というか、方向性があやふやで、最終的にどうしたいのかがよくわからない。今に始まったことじゃないけど。

 

 これを読んで、男女の差っていまだに大きんだと改めて考えさせられました。この話は白人女性→男性 の話ですが、日本でも結構あてはまるような気がします。

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 男女の不平等に関しては、研究職でも圧倒的に男性のほうが多いし、女性研究者がキャリアアップしにくいような状況にずっとあります。先入観として、女性研究者のキャリアが結婚や出産、育児でどこかでストップすることは想像できるけど、逆はあまりない気がします。日本で研究している人の何割かは、別居婚をしている人は実は多いんです。特に、奥さんが仕事をしているケースでは、別居を何年(人によってはずっと)しているという話を聞きます。アメリカにいたときは、女性が研究をしていて、男性が育児をしている人は結構普通にいたんですけど、日本では殆ど聞きませんね。