カビとの戦い

 我が家は築40年以上の古い団地なんですが、70年代に建てられたアパートって気密性もさることながら、断熱性も乏しいんですね。この断熱性のなさはひどくて、ほとんどコンクリ打ちっぱなしとしか思えないほどで、なんと外壁に面した押入れの天井が結露するほどです。部屋の壁も、そちら側の面は、外壁と家具を10センチ以上離しておいてあるのに、かびます。去年の冬にひどいカビが子供の箪笥についているのを見つけて悲鳴を上げたのですが、今年もカビがついていました。去年は箪笥が壁についていたせいで、風通しが悪かったのだろうと判断して、かびの除去をしたうえで、箪笥を壁から話しておきました。今年はそれでもかびていました。結局その箪笥は、半分処分、半分は使えそうなので、別な部屋(たぶん絶対にかびないと思うところ)に異動しました。もう、構造上どうしようもないことなのでしょうが、ひどく落胆します。ただのカビ、されどカビです。週末はカビハイタ―を買ってきました。その後抗カビを施すつもりです。寒いうえに結露をしてカビが発生する、随分ひどい建物を当時は立てていたんだとつくづく思います。