コーチング

 最近ずっと子供のことばかりですが、子供をしかるとき、どういう基準でしかるのか、何を許してどこを境界に置くのかをよくTmと話しをします。これが夫婦間でバラバラだったら、子供は混乱するし、夫婦間でも混乱を招きます。子供をしかるときは親のほうも気持ちを走らせ過ぎないように、”叱る”から”怒る”に変わってしまわないようにメインテインしながら事を運ばなくてはいけませんし、腹が立つ気持ちを暴走させれば、虐待になってしまいます。夫婦間で話し合うことで、日々なんとか過ごしている感じがします。あたかもカウンセリングをされている感じかもしれません。

 

 こういうことは、学校ではどうしているんでしょうね。今思えば、自分が子供のころの学校の指導は行きすぎでした。先生によって指導法がばらばらだったし、体罰、暴力、ハラスメントは普通ににあった気がします。ひどい先生だと、宿題を忘れたこどもの首をつかんで持ち上げる、という人もいた記憶があります。小学校で。ああいうことがありえたのは、指導の基準が前時代的だったことと、常識がいまとは違っていたこと、あとは先生同士でのフィードバックやカウンセリングがなかったからなんでしょうね。中学校ではもっとひどくて、もみあげをつかんでつるし上げていた先生や、先生が生徒をビンタをして鼓膜が破れたなんて話もありました。書道の時間に物を落としたら文鎮の角で頭を殴られたケースもあったし。。。田舎の荒れた中学校だったので、そういう時代だったのかもしれないけど、あれをやってた教師たちはいまはどう思っているんでしょうね。多分本人たちはいい指導法だとでも思っているのかもしれませんが、理不尽なことをされた側は忘れられることではないと思います。

 

 家でも学校でも、子供や生徒を一人の人間としてあつかって、どう導くかは、多分大人一人ではどうしようもないときが多々あって、カウンセリングやコーチング自体の修正をする機会がないといけないんじゃないかと感じます。

 

 最近はコーチングの技術が体系化されているようですし、どの分野でも考えなくてはいけないことになっていくでしょうね。