2024年

2024年が始まりましたが,元旦から大変なことになりました.北陸地震,飛行機の衝突,秋葉原殺傷等々,いろんなことが一気に起こっています.こういう年もあるんですよね.1995年も,1月から震災,3月にはサリン事件など,いろんなことが一気にあった記憶があります.

 

ここ数日の北陸の様子を見ていると,もどかしい感じが禁じえません.原発のこと,交通の復帰の遅さ,支援,避難への政府の遅さ.今思うと,2011年当時の民主党政権は迅速さと持続性では優秀だったんだと改めて思います.今の政府は全くやる気もないように見えてしまいます.

どんどん渡ればいい

 日本人の野球選手が最近メジャーリーグに行って楽しそうにプレーしているのを見ていると,むこうで戦える人はどんどん渡米したほうがいいと思います.日本国内で働くよりも,自由度は高まるだろうし,日本特有の抑圧はなくなりますから.別にアメリカに限らず,その分野でメジャーな場所に行って,また日本に戻ってもいいし,自由に行き来できればそれが一番じゃないかと思います.某阪神からアメリカに渡った投手は,たぶん日本にいるときよりよほど評価されているだろうし,日本にいたらつぶされる人が向こうで花開くことは結構多いんじゃないかと思います.

 

 

 

ウワサ

 Lab運営をして数年たつのですが,毎年配属時期にはやきもきします.学生間で広がる噂というのは根強くて,かつ正確性に欠けます.いったん悪いうわさが広がった研究室には人が来なくなる一方,その傾向は数年にわたって続くきます.

今年はうちもそうなるかもしれないと思いながら毎年過ごしています.その噂も半分は当たっているから,余計に信憑性があるようです.

 誰が広めているのかも気になるところですが,その噂で人が来なくなるなら,それでもいいかとも思ってしまいます.

 興味深いのは,うわさはどこからでて,どう尾ひれがついて,だれが広めているのか?です.結構直接かかわっている人というよりは,それを見ている周囲の人間がウワサを広める力を持っているような気がします.本人たちとはかかわりのないところで話が広まっていく,ということかもしれません. 

 

 

とある贈呈式.

今年は,予算に当たりはずれがあって,苦労をしました.最終的に某財団系の予算を獲得したんですが,その贈呈式に行ってきました.とある会社の本社の中に式場があって,かなりしっかりした式典でした.面白かったのは,受賞者はみな正装で来ていたんですが,足元を見ると,黒っぽい運動靴だったり,スーツを着慣れていなかったり,研究者らしいところが端々に見えたところです.着慣れていた人もいたようですが,着慣れていない人もその場にいるのはこの業界ならではかもしれません.恰好なんてどうでもいいと思っている人も一定数いるのがアカデミアのいいところだと思います.

年の瀬

2023年ももうすぐ終わりです.今年はいろんなことが起こりました.

去年の冬に引っ越しをしたんですが,今までの家より,快適に過ごしています.

標高が若干違うせいか,温度も2-3度温かい.それだけでもだいぶ過ごしやすくなります.どちらにしても雪国なのですが,つくづく寒さ対策で有効だと感じるのは,2重窓です.ペアガラスという製品もあるけど,2重窓にすることで,確実に外気からの冷気を遮断してくれます.それに加えてカーテンも大事.カーテンがないと冷気を感じます.なんで雪国ではこれだけ威力を発するシステムを,ほかの地域では採用しないんだろう?と思います.案外大阪も底冷えするような寒さだったし,断熱と二重窓にするだけでだいぶ違うのにね.

 

地方に住んで思うのは,地方は地方の作法があって,それが時に受け入れがたいという点.何が面倒って,基本的に意見を言わない.意見を言わないくせに意見を言った人には同意しない,という傾向がたぶんどの地方でもあると思います.田舎特有の村意識というほうがいいのかもしれない.正しいことを言っていても,場を荒らす人には無意識に阻害するような傾向があります.

 

 そういうことはなるべく気にせず,言いたいことは言うんですが,そういう雰囲気は感じますね.面倒だけど仕方ない.地方,といったけど,地方に限らずそういうことは起こります.古い組織や,考え方が古臭い人が運営するような組織にそういう傾向はあります.別に日本に限ったことでもないだろうけど,嫌気は感じます.

 

ルールに基づいて淡々と意見を言うしかありません.自分がかかわる組織ではそういう雰囲気を出さないように気を付けたいものです.