地球

 Shunは未だに地球の自転に関心があるようで、この週末にも本当に地球が廻っているのかどうかあれこれ考えている話を教えてくれました。”もし太陽がまわっていたんだったら、ケータイとかをつなぐ飛んでるやつがダメになってこまるでしょ?だから地球が廻ってるんだよ”というような話でした。突然こういう話をされても、「??」となりますが、その後何度か聞き返してようやくどんなことを考えているのかわかってきました。

 彼からあれこれ聞いた話をザックリ要約すると、仮に太陽が廻っていたとしたらどういうことが起こるか、という発想で考察しているようで、ケータイをつなぐ飛んでるやつというのは、おそらく人工衛星のこと。地球が自転していなかったら衛星を中継した通信ができにくくなるという趣旨の話でした。なぜ自転と人工衛星との通信障害とが結びついたのかはShunの話からは読み取れませんでしたが、ここでTkが注目しているのは、まず仮説を立てて、それを検証するという形で思考しようとしている点です。

 「もしAが正しければBになるはず。しかしBではなくCだから、Aは否定される。」という順序で答えを導き出す方法をとっているように見えます。

 いったいどこからShunが地球の自転の話を知ったのかというと、どうやら30年前にTmが買ってもらっていた子供用の学習辞典が我が家にあるのですが、最近それをパラパラとみているようなんです。それを見て、断片的にいろんな知識を得ているようです。

 Shunが地球や宇宙に興味があるようなので、試しにそっち系の本を買い与えてみようと思います。さてどうなるか?