古墳?

 Tkの祖母(いっちゃん)が亡くなってしばらくたつのですが、6歳のShunはひいばあちゃんのことを鮮明に覚えているのか、葬式のことが印象的だったのか、亡くなってからしばらく「ほらそこにいっちゃんがいるよ」、とか「いっちゃんが喋っている」というようなことを言うようになりました。マジ?とはじめは驚きましたが、そういう多感な時期なのか、想像力が豊かなのかなとおもっています。とりあえずいっちゃん以外のものが何か見えるわけでもないようなので、霊感系の話ではありません。

 最近はそういうことを言わなくなりましたが、何を思ったのか段ボールでお墓を製作して家に鎮座しています。どうもこれは仏壇の代わりのようです。一つ作った後にまた一つ製作して、今大小合わせて合計二つ。面白いことをするなぁと感心していたのですが、数週間前に庭にある元砂場のエリアを使って何やら熱心に遊んでいました。できたのは、砂場にいろんなものを配置したオブジェ。何かと聞くと、いっちゃんのお墓なんだそうです。もはや墓というよりも古墳に近い。その古墳にお祈りして、これでいっちゃんもうれしいでしょ。と。

 別にうちは何かの宗教をやってるわけでも、信心深いわけでもないんですが、いまはShunはそういうことがやりたい時期なんだろうと思って見守っています。見ていると視点も面白いし、観察力もあって感心します。ただ、こうして文に起こすと結構怪しい話にも読めますね。いたって楽しい話なんですけど。

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