おもろい研究

これは面白い。こういう研究にきちんと予算がついて、面白いことを面白がれるといいですね。

 

<基礎生物学研>カブトムシの角 11個の遺伝子を特定 

10/5(金) 3:01配信

毎日新聞

 子どもたちに人気のカブトムシについて、基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)の研究グループは4日、角をつくる遺伝子の特定に成功したと発表した。角の長さや形に影響する遺伝子といい、米科学誌「PLOS Genetics」電子版に掲載された。

 新美輝幸教授(分子昆虫学専攻)の研究グループが発表した。研究によると、カブトムシ(コガネムシ科カブトムシ亜科)がサナギになる直前の「前蛹(ぜんよう)」から取り出した遺伝子の配列を解析したところ、角のある頭部と胸部(背中)で働く遺伝子1068個が見つかり、うち角と肢(足)の形成に影響している11個の遺伝子を特定した。

 研究グループが遺伝子の働きを失わせる薬剤を「前蛹」段階で投与した結果、頭部の角が2~3センチ短くなったり、背中の角がなくなったりしたことを確認。カブトムシの角を形成する遺伝子の特定は世界で初めてという。新美教授は「巨大な海外のヘラクレスオオカブトなど、多様化した進化の過程の研究につながる。他の昆虫についても今回の遺伝子の働きを調べたい」と話している。【亀井和真】

 

カブトムシといえば、つのの形は幼虫の時点で決まっているという話もそういえばありましたね。これもちゃんとした研究でした。

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人為的に押しても角が展開