家事マネージメント

 この記事は面白い。

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 家事の役割分担については、どの家庭でもそれなりにもめたり、意見が合わなかったりするようで、同世代の夫婦(特に旦那側)と雑談していると同じような悩みや愚痴を聞きます。

 

 いまの50代以上の世代だと、家事に関しては昔のように妻が全部やるものという家庭の割合が多いのかもしれませんが、40代より若い世代だともう少しイーブンに近くなっているんじゃないかと思います。イーブンに近いというのは言い過ぎで、まだ女性のウェイトのほうが多いのでしょうけど。

 問題として起こることの多くは、妻がしてほしいと思っているであろうことと、夫がやったことがマッチしなかったり、時間的、内容的な食い違いがあるようです。

 妻側からは、この瞬間にこれをやっておいてほしかったのに、テレビを見ているとか、今はそんなことやってほしくないのに、なんで余計なことをするのとか。かといって、あれをしてこれをしてといちいち指示するのは嫌だから、察してというのが妻(というか主に家事を主導する側の)スタンス。

 夫側(サブ的に家事をする側。夫に限らず)としては、せっかく良かれと思って手伝った(!)のにネガティブなコメント付きで否定された。もう少ししたらやろうと思っていたのに、不平を言われたなどなど。何をいつどうやってほしいのか言ってくれればできるけど、そんなこと妻側からは指示されないし、察してといわれても無理なので、結局家事はやらなくなるか、不満を放置しておくようになる。

 大なり小なり夫婦間で家事関連で問題になるのは、意見と希望の時間的/内容的な食い違いがほとんどじゃないかと思います。ということは、何をいつどのタイミングでどういう風にやってほしいのか、共有できていれば問題は起こらないんでしょうね。

 家事リストを作って消化していくというのが、案外一番合理的なやり方な気がします。誰にでもわかりやすいし。家事も仕事でやる作業と一緒で、こなしていくものだと考えれば、マネージメントが大事、なのかもしれません。