選挙前

選挙前なのでいろんな情報が錯そうしている気はしますけど、ネット上でもパブリックにいろんな意見が読めるのは助かります。どっちが言っていることが正しいのか、おかしいのか、結局自分で判断するしかありませんから。

 

民主党に入れるという人の意見もあれば、自民党に入れるという人の意見もある。

どっちも読んでみればいいと思う。

 

ぼくは民進党に入れる(東浩紀 )>

ぼくは民進党に入れる(東浩紀)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

 

僕は自由民主党に入れる(shi3zの長文日記)>

d.hatena.ne.jp

 

自民党は経済政策が正しかったことを主張していますが、そうでないことをデータで実証しているサイトもあります。

http:// http://blog.monoshirin.com/entry/2016/07/03/201955

 

自民党が会見について全く主張しないことは、それ(改憲)を意識していることの裏返しだし、参院で2/3取ったら、改憲も含めて承認されたというのは火を見るより明らか。自民党改憲草案を読むと、このままの案ではとてもではないけど承認できない。

 

かといって、民進党だって不安定すぎて政権運営ができるのか不安ではあるんですよね。そう考えると、今のところ、この人の意見に近いかな。

ぼくは民進党に入れる(東浩紀)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

 

追記

実際に自民党改憲草案をちゃんと読んだ人は結構少ないんだと思います度読んでみるほうがいいと思います。

改憲草案

https://jimin.ncss.nifty.com/pdf/news/policy/130250_1.pdf

改憲草案Q&A

https://jimin.ncss.nifty.com/pdf/pamphlet/kenpou_qa.pdf

日本国憲法をガラッと変えるというよりは、少しずつ条文の言い回しを変えていって、条文を足したり、不要と彼らが考えているところや都合の悪い条文は(たぶん)削除したりして体裁を整えている印象です。

戦争を永久に放棄するという9条は、自衛のためなら戦争をできるようにするという趣旨の条文に変わっていたり、天皇が象徴という条文は、天皇は元首であり象徴という言い方に変えたり、国防軍を創設する旨の条文を加え、家族は助け合わなければいけないという条文を加えたり、公共の福祉という原文の表現を、公の秩序と言い換えたりしています。いかなる奴隷的拘束も受けない、という表現が、社会的、経済的関係においてに身体を拘束をされないという限定的な表現になっていたりします。

全体的にガラッと変わっているというより、国防に関してや、戦争放棄に関して以外は、よく読まないと落とし穴に気づかないような改変が多いところが不安になるところです。一番の問題は、憲法改正したい一派が、改正した後で、言質を取ったことにしてどんどん社会のシステムが変わっていくかもしれないという危惧じゃないかと思います。

そもそも、憲法解釈をいいように繰り返してきて今があるわけなので、憲法を改正したら、どうとでも解釈できてしまうようにして、政治家の好きなようにできてしまうようになるんじゃないかという気になります。

政府が間違った方向に行ったときの抑止がない限りは、この不安は払しょくできないでしょうね。