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これはいい記事ですね。

失敗を許容するゆとりがあれば、むしろ自分の頭で考えて失敗するリスクを採った勇気をたたえれば、人は指示待ち人間でなくなる。人は皆、最初から優秀なのではない、失敗を繰り返しながら能力を育てていくのだ、と考えたほうがよいのかもしれない。

togetter.com

 

 

 これは研究室でボスがメンバーをどう導くかについて書いていますが、親子でも同じような考え方が適用できるように思います。 Shunが最近幼稚園でセンセイに言われるのか、”○○しないと怒られるよ!”と教えてくれます。こういう言動を聞くと、多分担任が”○○しないとセンセイ怒るよ”と言っているんだろうとガッカリします。

 しつけってのは、大人の考えを子供に強制することだと思っている人が世の中結構いて、上の世代ほどその傾向は強いような気がします。子供がなんでそういう行動(言動)を今現在するのかを考えることなく、こうあるべきだ(目上に対して礼儀正しくあるべきだとか)と”しかりつける”ことが多々あるような気がしますが、しつけは、多分子供に考えさせて、どうすればいいのか、親(や大人)の考えををフィードバックしながら学習させていくことなんであって、瞬間的に怒鳴りつければいいものじゃない。

 それには毎日毎日触れ合って話をして、信頼関係を構築しながら考え方や行動の仕方を相互にやりとしなくちゃいけないんだ思います。大人のいうことは絶対正しいから、子供に”怒って”シツケなきゃいけないと思っていると、言うことを聞くようになった子供は実は萎縮しているだけで何の効果もないなんてことになりかねません。子供の行動はオイオイと思うことはありますが、大抵の場合は一過的なもので、そういう言動をするには理由がほとんどの場合あるはずです。

 今子育てをしていて、子供はどんなに親が真剣に怒ったところで、本人が自分で考えるようにならなければ行動は変わらないように思います。うちはTmとどうしたらいいか結構頻繁に話し合いながらやっているんですが、親の接し方も、時々で見直しながらやっていかないと、行き詰ってしまうに思います。

 それでもうまくいくとは限らないですけど。