伴奏、その後

  Yuの伴奏は、その後どうなったかというと、ピアノを習っている子が左手側、Yuはメロディーの右手側をやることになったそうです。練習してから1週間ですが、ちゃんと弾けるようになるものです。今日は校長先生、教頭先生の内部チェックがあるそうで、学校幹部の前で評価されるんだそうです。随分しっかり管理していることだとTkはあきれているんですが、そんなもんですかね。なんにしても、これまでやったことがない挑戦をして、達成していっている様子は見ていて面白いです。親がやれと言ったことをやっても、本人が楽しいかどうかわかりませんが、本人がやりたいと思ったことを達成しているのですから、充実感はあるでしょう。これからもなるべくこれをやれとは言わないようにしていきたいものです。

 

  ところで最近組体操で骨折事故が多発していますね。Yuの通っている学校でも毎年組体操が行われているのですが、これだけ危険性が指摘されていて、未発達の子供たちの脊椎には(特にピラミッド下段中央)信じられないくらいの荷重がかかっていることは自明なのに、なんでやろうとするのか、全く意味不明です。どこかに書いてあったことに、工事現場では2M以上は高所作業になり、ヘルメットの着用を義務付けられるのに、子供に10段の組体操をさせるのはナンセンスだとか、組体操のピラミッドの下段中にかかる荷重を計算したらとてもけがを避けられる荷重じゃないというコメントが多数出る反面、

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その反面、教師側からも相変らずの精神論から肯定的意見も出ています。

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問題は、子供たちが5,6年生になったら強制的に組体操に組み込まれて、避けて通れない点だと私は思います。希望する人だけ参加すればいいものを、みんなで参加することに意義があるとか、みんなで達成することが大事とか、大人になってからみればどうでもいいことを理由にして強制的にあの過酷なピラミッドの下に並べていきます。

 

 ここにいる限り、そして声を上げて学校に辞めさせない限りはあの状況にYuも組み込まれるのかと思うと、ゲンナリします。運動会を休ませるか、参加させないくらいしか避ける状況がないのも現実です。

 

 田舎に住むほど昔からの慣習が残っていて、学校の風習も昔と同じような印象があります。先生は統制するために生徒に軍隊のように扱って、生徒は罰を受けないように過ごす、といったら多分言い過ぎかもしれませんけど、炎天下で脱水症状になる子供が出るまで朝礼するようすをみると昔と変わらないと思います。あー、こういう日本の教育現場って変わらないもんですね。つくづくばかばかしいと思います。