バンソウ

今月半ばにYuの学芸会があります。なにやら劇をやるらしく、台本を覚えたり、歌を覚えたりしているんですが、突如先週末に”伴奏をやることになった”との発言。伴奏??ピアノで?と聞き返すとそうなんだとか。突然、担任の先生から呼ばれて、ピアノを習っていること二人で伴奏をしてみないかとのオファーがあって、受けてきたんだそうです。伴奏をするっていったって、あんたピアノでネコふんじゃったくらいしか弾けないじゃんかとあきれていると、練習をすると言います。幸いTmが多少のたしなみがあるので、じゃあ、おしえるわということになって1週間。まだまだ先は長いですがとりあえず一部はできるようになっています。子供の集中力と意欲ってすごい。まだどうなるか不安ですが、本人がやりたいっていうのだから、やってみたらと見守って(傍観して)います。しかし、担任の先生もチャレンジャーというか、無鉄砲というか、何を考えているのか保護者のほうが不安になるような選択です。吉と出ればいいんだけど。

 

 そういえば、太鼓をやり始めたときもこんな感じで段々とはまっていたんだなと思いだすと、案外、シャワーのように浴びさせると子供ってできるようになるのかもしれないと思いなおしています。今回は特に課題曲があって、それを何とか弾けるように慣れればいいので、基礎の練習もへったくれもなく、あの(Tkにとっては)苦痛で単調なバイエルのリズムの反復練習をしないでいきなり曲ですから、できるようになった時の達成感はかなりあるでしょうね。耳で覚えるというか、ひたすら目標に向かって練習するようすは頼もしくもあり、見ていて心地よくもあります。

 

 そうそう、先日作った桶[段ボール]ダイコ、毎日練習をしていて、たまに見る機会があると、そのスムーズなばちさばきにわが子ながら感心します。なるべく音が出にくいように作った太鼓ですが、結構いい音が出るので、窓は閉め切り。最近は、桶太鼓、三宅太鼓、秩父囃子の太鼓の練習が日課で、トレーニングのように毎日稽古をこなしています。このどっぷりはまっている感はたまらなく充実しているでしょうね。