戻ってるのか、もともとなのか

 昨日のニュースで自衛隊のトップ(統合幕僚長)が、法案の成立時期についてアメリカに随分前に話していたという話を聞きましたが、こういう事案っていつからされているのでしょうね。多分ずーっと以前からこうやって物事が決まっていっていたんでしょうね。今回に限らず、国民の反対に会いそうなことは事前に内々で決めていて、あとは国会を通すのは儀礼的にやる。だから強行採決でもなんでも通せばこっちのもの、という感じなんだろうなぁ。いくら(一昔前に社会党がやってた)牛歩戦術をやろうが、デモをしようが、いったん成立してしまえばもう二度と覆されることはないと踏んでるんでしょうね。実際今までもそうだったし。だから今回のように政府も強気でいられるし、自衛隊ももう路線が決まれば、決まったも同然と思って進めるわけですね。

 で、こういった政治の背景におそらくあるだろうことをどれくらいマスメディアが取材してすっぱ抜いてきたのか、それが一番疑問なんですよね。