happy father's day

 今日は父の日でした。午前中はハワイ在住のマレーシア人の友達と久々に話をしました。アメリカ人と結婚してハワイに住んでいるんですが、本土からハワイに行って、生活の様子の変化の話が興味深かった。ハワイってアメリカだから、アメリカ人にとっては生活が何も変わらないのかと思ってたんですが、どうもちょっと様子は違うみたいです。ハワイに行ったアメリカ人は、ハワイに元から住んでいる人たちからすると、よそ者はなかなか受け入れてもらえないそうで、現地の人との間にバリアーがあるといっていました。

 まあ、日本でもたとえば東京から地方に引っ越したとして、現地に溶け込めなかったり、ナチュラルに疎外されることはよくある話ですから、似たようなものかもしれません。地方によっては、何世代にもわたって住んでいるにもかかわらず、よそ者扱いされるようなひどいケースだってあるでしょうし。しかも、ハワイにはアジア系が結構いるのもあって、アジア系のマレーシア人のほうが現地人に間違われて、アメリカ人の白人のほうが、マレーシア人よりもより地元民から距離を置かれているという話も面白い点です。

 

 午後はYuの宿題を一緒にやったんですが、途中やる気をなくしたらしく、一気に失速。最近算数の文章問題を音読して、説明する、というのが課題にあるんですが、それを聞きながら、こちらから質問を彼にしたりします。聞き方がちょっとひねった聞き方になると、難しいを感じるらしいです。例えば、”8個飴をもらったら合計で13個になった。もとはいくつ持っていたか”みたいな問題。そこから式を組み立てて、答えをだすような問題です。これが足し算になったり引き算になったり。今まではただの引き算足し算の計算だったのが(?)自分で状況を判断する、ということが求められているようです。

 

 Yuは問題自体はすぐに理解はするんですけど、同じ問題でも聞き方を変えると混乱するようです。どれくらいひねった聞き方をしたら、現時点で限界が来るのかを見極めるのが難しいところかもしれません。

たとえば、”8個飴をもらったら合計で13個になった。もとはいくつ持っていたか”という問題は、答えは5個ですが、別な聞き方をすれば

”もともと5個持っていた飴に、8個もらったら合計いくつ?”

とも聞けるし、

”5個持っていた飴にいくつかもらったので、合計で13個になった、いくつもらったか?”

と聞けます。同じ問題でわかる数とわからない数のパターンを(3種類くらいしかないんだけど)を入れ替えるということを繰り返していって、だんだん頭の中でどういうパターンでも対応できるようにするわけです。今は数が3つまでですが、これをさらに増やしたり、足したり引いたりを文章の中に入れ込んだりしていくと、対応できる限界を超えてしまうんですが、そこで粘れば、”わかった!”という体験ができるわけですね。

そんなわけで、宿題をやっている途中で分からなくなってしまったのか拗ねてしまって、3-40分まつはめに。その間にShunは一緒に遊びたがるし、Yuは拗ねて横になってしまうし、散々でしたが、最後はYuも取り組んでくれました。

 

 算数の音読以外に、ルーチン的に毎日必須になっている暗算50問問題のタイムトライアルも、きっちりやってからおやつになりました。この50問暗算もやってみると面白くて、一桁同士の足し算ばかりの50問のプリントから始めて徐々に難易度が上がって来ました。引き算が加わって桁が上がったり、数が上がったり、足し算引き算がミックスされたりしてくるんですが、レベルが上がるごとにできないことにストレスを感じるようです。それも、克服すると5分かかったのが3分になり、2分台でできるようになってと、徐々に慣れていく様子は見ていて面白い。今は100以下の二けたと、一桁の計算(88+5とか)です。

 

 ちなみに明日算数のテストがあるようです。これに毎日付き合うTmは大変だなぁとたまにしか面倒を見ないお父さんは思います。