3学期もそろそろ終わり

 もうすぐ子供の学校も一区切り。3学期が終わって春休みです。Yuの1年目は、入学する前と、した後で随分言葉遣いも変わって、いろんな影響を受けてきました。1年たって、すっかりなじんで自分なりに人間関係を作ってポジションを見つけたような感じが見て取れます。なんにしても1年新しい環境でサバイブしてくれたのはよかった。ただ、1年間を思い返すと、山あり谷ありでいろいろあるもんです。

 今更ですが、子供は別人格だとつくづく思います。大きくなるにつれ、知識も知恵も出てくるし、独自の発想も、それこそ親の思いもしないことをしてくれます。時に、それがいけないことだと親が親の価値観で判断することもありますが、子供からすれば、そんな制約はもともとないわけで、自由に考えて、自分がいいと思ったことをします。親が期待する行動(がもともとあるかどうかは別にして)を子供がするとは限らないし、することを前提にしていては、どこかでギャップが生じてくるんだなと思います。

 最近思うことは、子供にはやってはいけないこと(倫理的に、法的に、マナー的に)は教えなくてはいけないと思いますが、それ以外はコントロールしようとしすぎないことが大切なのかもしれません。親になって思うのは、知らず知らずのうちに子供に勝手に期待して、こうあるべきという自分の世代だけにしか通用しない勝手な先入観をもって接してしまうことがあります。自分ではいいと思っていることでも、結果的に子供の自由な発想を制限して縛っていくのだと気づくときは、ちょっと一歩ひいてみないといけないと思います。