やる気がすべて

Yuが、和太鼓をやり始めてちょうど1年たちました。初めはどうなることかと思っていましたが、1年たってみれば、他の子供たちに負けないくらいうまくなっているのには驚かされます。1年たち、パフォーマーとしての経験も積んだことで、最近は積極的に自分の希望を口にするようになりました。

太鼓に限らず、人前で見せるパフォーマンスなので、演奏をする人の間でも、実力がものを言います。しっかり練習した人ほど、いいパートをやらせてもらえるし、どういうパートがやりたいかを話し合いながら決めていきます。

この秋にも一つ新しいパートをやりたいと希望して、テストを受けて実際に人前でソロで演奏をしていました。パフォーマーらしく、目立つパートを堂々とやりたいようで、実際に素晴らしい演奏でした。

最近Yuがやりたいといっていたのが、チャッパ。随分前に他の人に素晴らしいチャッパのパフォーマンスを見て以来、自分でもやりたかったんだそうです。彼のチームの中でも、自分の希望を積極的に伝えているようなので、一つ買いました。チャッパ、結構します。試しにTkも手に取ってみると、とってもいい音が出るんですね。金属の共鳴音が長いこと響きます。小さめの、ペアのシンバル状の金属を打ち合うので、段々と傷ついてきますが、壊れるほど、楽しんで演奏をしてほしいものです。

この週末にTmとYuでチャッパ入れを作っていました。Yuもがっつりミシンを使って。まだ一部未完成ですが、よくできています。なんでも、やる気次第なんだなと、彼を見ているとつくづく思います。子供が色んな習い事をしても、つまらなかったり、ストレスの原因だったりすることも多いのに、これに関しては、生き生きとやっています。何をやれと親が言うよりも、子供がやりたいことをやらせるのがいいのかなと思うこのごろです。