べったり

  子供とのかかわり方は家庭によってちがいますが、同じ家庭でも成長とともに変わりますよね、きっと。今はYuはまだ小さいので結構べったりしてきます。かと思えばアクレッシブに戦いを挑んで来たり、床を転がりまわってTkの足を縛ろうとしたりします。その時によって忍者だったり、お店屋さんだったり、交通整理の人になったりして、色々です。時に金的をもろにもらうこともありますし、Tkがぼーっと立っていると後ろから腰椎を直撃されて、腰が折れるかと思うこともあります。7歳児は力もそれなりに強いし、大人の弱いところにちょうど背の高さがありますから、結構威力があります。

 

  こちらも、子供が絡んでくるのが面白く感じることもあれば、面倒だったり、わずらわしいこともあります。歯磨きをしなくてはいけあい時間だったり、もう遊ぶ時間じゃないのにしつこく絡んでこられると腹も立つし、でもあとで考えれば些細なことだったと思いなおしたり、色々です。多分今はこういうべったりした関係なのが、あとほんの数年、ひょっとしたら、1,2年の内には離れていくのかと思うと、いとおしいような気もするし、ホッとするような気もします。

 

  その瞬間その瞬間のかかわり方が、向こう数年の彼の性格や、親子関係に影響するのかと思うと、もっと向き合わないとと思うこともあります。逆に、あまり真面目に向き合いすぎるとよくないのかと思ったり。正解はない話です。  

 いつもこういうことを考えると、結局子供は健康で、元気に育ってくれればそれでいいってことに思い至ります。これが10年後、20年後にどうなるかは、知るのが怖くもあり、楽しみでもあります。