驚くほど

日本に戻ってきて驚いたことの一つに、子供へのシートベルトの着用率の低さがあります。この界隈は子供連れが比較的多いようで、よくワンボックスなり、乗用車に子供を乗せて走っている人を見かけるのですが、驚くほど子供が自由に座っています。この間は大人が前に二人座って、2列目に子供が4人並んで座っている光景をみました。しかもワンボックスカーで、7-8人乗りの車なので、ちゃんと座らせれば一人一つシートベルトをつけられるはずなのに。よく見かけるのは、助手席に子供が座っていたり、親が子供を助手席で抱っこしていたり。アメリカでは警察に見つかれば速攻でつかまります。私が子供のころは、確かに後部座席はシートベルトをしていなくてもOKだったし、チャイルドシートなんてものも多分なかったので、自由に座っていましたが、自分の子供がいる今は、昔のようにはいきません。

 

アメリカでは、病院から退院するとき車で迎えに来る場合(多くの人がそうだけど)、病院でベビー用のカーシートを点検して、装着の仕方のレクチャーがあり、それをしないと退院させてくれません。チャイルドシートのつけ方は警察署に行けば教えてくれるし、私が住んでいた地域のほとんどの人は、そうして子供を車に乗せていました。

 

同じようにできるわけではないかもしれないけど、あれだけ子供が自由に座っている様子を見ると、見ていられない気持ちになります。親が子供を抱っこして車に乗るって、どういう結末が起こりうるのかわかってるのか不思議です。